2019.11.19 08:00(1/3ページ)

【エモやんのタイガースV指南】若虎打力をアップさせる方法、それは1000本ノック!

【エモやんのタイガースV指南】

若虎打力をアップさせる方法、それは1000本ノック!

シートノックを受ける(左から)木浪、植田、小幡、上本。エモやんは昔ながらの手法を提言した(撮影・宮沢宗士郎)

シートノックを受ける(左から)木浪、植田、小幡、上本。エモやんは昔ながらの手法を提言した(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 阪神OB江本孟紀氏(72)=サンケイスポーツ専属評論家=が舌鋒鋭く古巣にアドバイスする「エモやんのタイガースV指南」。3回目は、102失策した守備陣を立て直し、なかなか伸びない若手野手の打力を一石二鳥でアップさせる魔法の練習法を紹介する。それは懐かしの「1000本ノック」-。

 オフになってもサンケイスポーツ大阪版を見たり、カンテレのコメンテーターとして、阪神の秋季キャンプを眺めている。見ながら、阪神を強くする方法が1つ、思い浮かんでいる。具体的に言えば打撃練習、あれ、いらない。「いらない」が極論とおっしゃるなら「多すぎ」と表現しようか。まあ、いらない。阪神はそこから間違っている。

 ことしの阪神が来年に向けて強くなるには、弱点を克服するには、まずどこをどう立て直すか。102個あった失策を減らすことでしょ。

 長年、いろんなチームを見てきた私なりの結論がある。それは、「打撃練習をいくらやっても守備はうまくならない。でも、守備練習をやると打撃も良くなる」。守備練習を一生懸命にやったチームは、守備がうまくなるし、ひいては打撃も向上する。江本理論の1つだ。

 井上、北川という2人の新しい打撃コーチを招いた。でも、どんなすごい打撃コーチが来ても、急激に打者全員の成績がアップしたなんて話、聞いたことあります?

 ところが守備は急激にレベルアップしたチームがいくつかある。そこで取り入れてほしいのが、1000本ノック。いま、安芸でやってるノック量なんかではダメ。こう言うと、すぐに「前時代的な考え」「今の時代とは違う」と反論する人たちの顔が目に浮かぶ。でも、ランニングとともに、あれほど万能の効果がある練習はない。

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  • 笛に合わせてティー打撃をする(手前から)上本、大山、小幡