ロッテの育成選手、森遼大朗投手(20)と鎌田光津希投手(24)が19日、さいたま市内の浦和寮にて交渉し、ともに現状維持の年俸230万円で契約を更改した。
森は「今年は春先から登板機会をいただいて、ファームでもそれなりに試合とイニング数を投げることができたので、自分としてはいいシーズンだった」と話した。
育成2年目、イースタン・リーグで17試合に登板し、2勝(2敗)をマーク。「来年が3年目なので、しっかり順調に育ってくれれば、という話はいただきました。まだ育成なので、来年しっかり支配下をとれるように頑張りたい」と気合を入れた。
1年目の鎌田は2軍で28試合に登板し、0勝2敗2セーブ。「出だしはけがで出遅れたけど、そこからは自分の投球を確立できた。入ったときよりもコントロールもまとまって、変化球もレベルアップできた」と振り返った。
20日に台湾ウインターリーグへ出発する右腕は「しっかり感覚を身につけて、支配下をとってチームに必要とされる選手になりたい」と意気込んだ。(金額は推定)