2019.11.14 05:03(1/2ページ)

ソフトB・工藤監督、王さんに並んだ4度目正力賞!「感謝の思い」

ソフトB・工藤監督、王さんに並んだ4度目正力賞!「感謝の思い」

スーツ姿で会見する工藤監督。正力賞は史上最多タイの4度目の受賞となった

スーツ姿で会見する工藤監督。正力賞は史上最多タイの4度目の受賞となった【拡大】

 今年のプロ野球の発展に貢献した監督、選手らに贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会(座長=王貞治ソフトバンク球団会長)が13日、東京・千代田区の帝国ホテルで開かれ、ソフトバンクを3年連続の日本一に導いた工藤公康監督(56)が選ばれた。西武投手時代の1987年、ソフトバンク監督での2015、18年に続く2年連続4度目の受賞で、4度は王貞治(選手1度、監督3度)に並ぶ最多。副賞として、年間表彰では国内最高額の500万円が贈られる。

 宮崎での秋季キャンプ休日。正装に着替えた工藤監督は「ここに座っている人間はみんなの代表」と球界最高の栄誉を受け取った。

 「非常にうれしいですが、私の力より、みんなの力があってこそ。球団のみなさん、選手やコーチ、スタッフ、選手を支えてくれたすべてのみなさんに感謝の思いでいっぱいです」

 今季は史上初の2年連続の「下克上」による日本一を達成し、日本シリーズを3連覇した。正力松太郎賞は西武の投手として87年に初受賞し、監督での15年と18年に続く4度目。尊敬する王球団会長に並んだ。2年連続も94、95年のイチロー以来の快挙だが、あくまでも周囲の力を強調した。

 選考過程でも、チーム力が評価された。王座長は「データの分析や外国人を含む編成の力など組織としての力」と語り、育成出身の千賀、甲斐に続き、足のスペシャリスト・周東も生み出した育成力も選考委員会では注目された。

 球団の組織力は権威ある賞の歴史も動かした。これまで個人に限られていた受賞対象に、来年からチームも加わる見通しとなった。

 「チームや球団が新しいことを取り入れ、創意工夫することも球界にとって大切。僕もその中にいられるのは、うれしいことだと思います」と喜んだ。スタッフにゴルフコンペと食事を振る舞い、感謝の気持ちを示した日に届いた吉報。球団としても南海、ダイエー時代を含めて10度の受賞は史上最多となった。 (安藤理)

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  • 日本シリーズを4連勝で制し、ソフトバンクを3年連続の日本一に導いた
  • 正力賞に3度以上輝いた受賞者