2019.11.13 17:00

正力賞にソフトB・工藤監督、王に並ぶ最多の4度目

正力賞にソフトB・工藤監督、王に並ぶ最多の4度目

ソフトバンクの工藤公康監督

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 今年のプロ野球の発展に貢献した監督、選手らに贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会(座長=王貞治ソフトバンク球団会長)が13日、東京・千代田区の帝国ホテルで開かれ、ソフトバンクを3年連続の日本一に導いた工藤公康監督(56)を選んだ。西武投手時代の1987年、ソフトバンク監督での2015、18年に続く2年連続4度目の受賞で、4度は王貞治(選手1度、監督3度)に並ぶ最多。副賞は500万円。26日の年間表彰式「NPBアワーズ」で表彰される。

 王座長は工藤監督を選んだ理由について「思い切ってベテランを休ませるなど、なかなかできないことをやって勝つことを貫いたのは大変すばらしかった。今年の戦力も(他球団と比べて)結果に出ているほどの差はない。いかにうまく生かしたかが(クライマックスシリーズ・ファーストステージ第2戦からの)10連勝につながった」と語った。

 その上で3年連続日本一は「データ分析、外国人選手を含む編成の力など、組織としての力がかなり大きかった」とし、門田委員も「球団全体がすごい。その代表として工藤監督がいいのではとなった」と説明した。

 2年連続でパ・リーグ優勝した西武・辻発彦監督、5年ぶりにセ・リーグを制した巨人・原辰徳監督の手腕を推す意見もあったが、全委員がソフトバンクの組織力を高く評価する点で一致。現行の受賞対象は競技者(監督、コーチ、選手、審判)に限られるため、来年以降に向けて、選考委員会として受賞対象に球団またはチームを加えることを要請した。