2019.11.11 20:07

オリ育成D1・佐藤、球団初の背番号「001」

オリ育成D1・佐藤、球団初の背番号「001」

特集:
2019ドラフト情報
横浜隼人・佐藤一磨投手(中央)は、オリックスと仮契約を終え、母・真理子さん(左)と父・大磨さんとオリックス“第1日”のスリーショット(撮影・赤堀宏幸)

横浜隼人・佐藤一磨投手(中央)は、オリックスと仮契約を終え、母・真理子さん(左)と父・大磨さんとオリックス“第1日”のスリーショット(撮影・赤堀宏幸)【拡大】

 オリックスは11日、横浜市港北区の新横浜プリンスホテルで、育成ドラフトで1位指名した神奈川・横浜隼人高の左腕・佐藤一磨投手(3年)と支度金330万円、年俸240万円(いずれも金額は推定)で仮契約した。背番号は、球団初の『001』。

 佐藤は189センチの長身から、最速147キロの直球とスライダー、カーブチェンジアップで、春の綾瀬西戦では五回参考ながら完全に抑え、夏は3回戦で日大藤沢に敗れたが、スケールと将来性は各球団で注目され、オリックスの中川スカウトグループ長は、令和の最初の日(5月1日)に佐藤を見て、夏の神奈川大会を見て、この日(11月11日)の仮契約となったことで、「縁を感じる。見る度に目を見張る成長があって、入団テストも見て決まった。エンジンの大きな左腕で、特徴のある、真っすぐが魅力」と期待した。

 佐藤は、「最初は育成だけど、(ソフトバンクの)千賀投手のように球界を代表する投手が出てきているし、早く支配下になって、(00が)取れるような番号になれればと思う。目標は、高校の先輩で同じ左腕の左沢さん。(大学、社会人を経て入った)左沢さんのように信頼される投手をめざしたい」と話した。

 同席した佐藤の父、大磨さん(46)は、平成で大きな話題となった料理の番組の中で、「和の鉄人」として出演していた道場六三郎さんに弟子入りして修業、現在は藤沢市内で寿司の『二代目笑楽(しょうらく)』を営んでおり、投手として鉄人を目指す息子を見守っていくつもりでいる。

 「料理の道では、最初の1、2年は“追い回し”で、料理に直接携われないことが多い。その後お客様に出せるような野菜を切れるようになり、焼き方、煮方、その後、花板という感じになるのにやっぱり10年はかかる。私も、私の店となったのは6年ほど前。野球では2年、3年で1軍のマウンドに立てるようにじっくりやっていければいいんじゃないかと思う」とこれからの野球人としての生き方を和食の修業風に例えた考えをまじえて話した。