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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】鳥谷が提示する強気な2つの条件 売り手市場でDeNA、広島、西武、ロッテなどが調査

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

鳥谷が提示する強気な2つの条件 売り手市場でDeNA、広島、西武、ロッテなどが調査

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
阪神・井上コーチの指導を受ける阪神・木浪(左)と北條

阪神・井上コーチの指導を受ける阪神・木浪(左)と北條【拡大】

 10月31日から始まった矢野阪神の高知安芸秋季キャンプを取材で訪れました。11月19日に打ち上げられる20日間の練習は当然ながら若手主体。メイングラウンドでは大山や高山、梅野、北條、中谷らが新任の井上一樹打撃コーチの下、ロングティーや笛を使って打撃の間を取るティー打撃などに精力的に取り組んでいましたね。

 さらにブルペンでは中日一筋29シーズンで219勝を飾った山本昌氏が臨時コーチを務め、藤浪や青柳、高橋遙人らを熱血指導。チェンジアップの効用を説き、特に藤浪とは二人三脚で再生プログラムを進めていましたね。制球難が治らず、宮崎フェニックスリーグでの最終登板となった10月26日のハンファ戦でも4回で9四球と大乱調だった藤浪が“山本道場”で立ち直るならば、これは大ヒット人事となるでしょう。

 若虎たちが懸命に練習をする安芸タイガースタウン。そのメイン球場裏手の山肌にはチラチラと紅葉が見られ、眼下に広がる太平洋はキラキラと輝いていました。ここに初めて足を踏み入れたのはもう35年前の1984年(昭和59年)の秋でした。2度目の監督復帰を果たした吉田義男監督が新スタッフを引き連れて安芸市営球場の施設を視察したのです。吉田新監督の同行取材でグラウンドを歩き回り、その後に安芸市内でぶ厚いステーキをごちそうになったことを今でも忘れません。

 翌年の1985年に吉田阪神は21年ぶりのリーグ優勝、球団創設初の日本一に輝きました。バース、掛布、岡田、真弓、佐野、長崎、弘田、平田に木戸…。そのシーズンの春季キャンプでは前年秋の視察時に考案された6カ所ノックが初めて練習に採り入れられましたね。ベテランから若手までノックの嵐でユニホームが泥にまみれました。

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