2019.11.10 05:03(1/2ページ)

令和の斎藤雅樹作る!18年D1の巨人・鍬原、サイド転向へ

令和の斎藤雅樹作る!18年D1の巨人・鍬原、サイド転向へ

特集:
2019ドラフト情報
横手で投球する鍬原(左)。原監督(右)、宮本投手チーフコーチが眼光鋭く見つめた(撮影・谷川直之)

横手で投球する鍬原(左)。原監督(右)、宮本投手チーフコーチが眼光鋭く見つめた(撮影・谷川直之)【拡大】

 巨人は9日、サンマリンスタジアム宮崎で秋季宮崎キャンプの4日目を迎え、原辰徳監督(61)が鍬原(くわはら)拓也投手(23)に右横手投げへの転向を打診した。2年間で1勝と伸び悩む2018年ドラフト1位右腕に重ねるのは、上手投げから転向して“平成の大エース”と呼ばれるまでに飛躍した球団OBの斎藤雅樹氏(54)。潜在能力の開花へ、原監督が手を差し伸べた。

 宮崎のブルペンで、原監督は一人の投手の投球練習に目を光らせていた。上手から投げていた鍬原が突如、肘の角度を下げ、次々と制球された球を繰り出す様子をじっと見守った。

 「何となく代わり映えがしないと俺は感じたんだ。小さい時、サイド気味のフォームで投げていたんだって。うちはサイド、いないからね。『やってみろ』とね」

 指揮官は鍬原が約70球を投げた頃、体の回転などから宮本投手チーフコーチを通じて提案。ここで“転向”への試投が始まった。

 中大からドラフト1位で入団し、プロ2年間で1勝のみに終わった鍬原。昨秋は復帰間もない原監督に「将来の守護神候補」と期待されたが、今季は15試合登板で0勝1敗、防御率4・74にとどまった。

 そんな中で受けた助言に「2年間、上で結果が出ていない。きっかけをつくっていただいたので、やってみようと思います」と前向き。中学まで横手投げだった過去もあり「上から投げるよりはコントロールしやすい」と好感触を示した。

【続きを読む】

  • 上手投げの時の巨人・鍬原拓也
  • 目指すはこのフォーム?サイドスローに転向した斎藤は「平成の大エース」と呼ばれた