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【特別インタビュー】阪神・北川新打撃C、一球入魂の教え伝える

【特別インタビュー】

阪神・北川新打撃C、一球入魂の教え伝える

19年ぶりに虎に復帰した北川打撃コーチ。代打の経験から1球の大切さを教え込んでいく

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 新たに就任した阪神・北川博敏打撃コーチ(47)がインタビューに応えた。近鉄時代の2001年に代打逆転サヨナラ満塁本塁打でリーグ優勝を決めた“ミラクル男”らしく、1球の大事さを強調。課題である右打者の育成に意欲を語った。 (聞き手・新里公章)

 --秋季練習から見てきて実際に選手と接した印象は

 「一生懸命やっているのはすごく感じるし、何か手助けしてあげたらいいなとは思いますね」

 --持っている技術で教えたいものは

 「1球の大事さというか、やり始め、やり終わりをすごく僕は意識してやっていた。(練習で)いかに1球目からゲームと同じ感覚でやるか。いかにラストをチャンスの場面の打席と思って打てるか。どうしても練習は数を振ることが多い。どうしても(1球目や最後は)おろそかにしがちになる。最初と最後を意識付けさせる声がけはしていって、そういうのは意識しながらやってほしいなと思いますね」

 --初球から準備不足だと手が出ない

 「数値的にもファーストストライクが一番甘くくる。いかに1球目をしっかり打つか。2球目からでいいやとなると、打率は上がってこない。いかにファーストストライクから積極的に打てるかということが大事。1球も無駄にしないことは意識させたい」

 --真っすぐを狙って変化球を振り抜けるような準備が理想

 「理想は真っすぐ待ちながら変化球に対応すること。糸井や福留のような中堅、ベテランになってくると、ヤマ張りバッターっていると思うんですよね。でも、今(秋季キャンプに)来ている子らは、まだ自分でも(ヤマを張れるかどうか)気づけていない。真っすぐ待って、変化球に対応できる打者を育てたい」

 --福留や糸井ら、ベテランを超える選手が出てくるかも大事

 「そこまでは考えていないですけどね。監督が『こいつ使いたい』と思う選手を育てることが、僕には一番なので」

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