2019.11.6 05:02

阪神・原口、“秘密兵器”で飛距離アップだ

阪神・原口、“秘密兵器”で飛距離アップだ

スピンティーで練習する原口。自腹で購入した秘密兵器で打力アップを狙う

スピンティーで練習する原口。自腹で購入した秘密兵器で打力アップを狙う【拡大】

 大腸がん手術から復帰した阪神・原口文仁捕手(27)が5日、鳴尾浜での残留練習で“秘密兵器”を導入していることを明かした。バックスピンをかけ、飛距離を伸ばすため、ボールを上からつるす「スピンティー」を自腹で購入。DeNA・筒香嘉智(27)、ソフトバンク・柳田悠岐(31)両外野手らの愛用品で勝負強い打撃をさらに向上させる。

 厳しい西日が差し込む鳴尾浜で原口が“秘密兵器”を取り出した。通常のボールを置くティーではなく、つり下げるティー。メジャーでも主流となっている「スピンティー」を持ち込んでいた。

 「違和感なく、しっかり球の下にバットを入れて、スピンが効くという感触を得られる」

 上からつられたゴムの部分に白球を吸いつけて、打つ。通常のティーでは球の上をたたきがちだが、これならバックスピンをかけ、飛距離を伸ばすことができる。筒香や柳田ら長距離砲も愛用しているものを今秋から導入している。

 価格は数万円で、通信販売で手に入れた。秋季練習で試打。秋季キャンプから首脳陣に直訴し、使えるようにした。

 この日も午後からの個別メニュー、1時間のロングティーでも34本、使った。1月の大腸がんの手術を経て、6月上旬に1軍昇格。今季43試合で打率・276、1本塁打、11打点を残したが、クライマックスシリーズで計4打数無安打に終わっていた。

 「何にもできなかったので。何とか試合にどんどん出られるようにやらないと」。代打の切り札では満足しない。鳴尾浜から、豪打復活を目指す。(阿部祐亮)

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