2019.11.5 05:02

慶大Vに主将が花添えた!中日D4捕手・郡司、由伸以来の三冠王/東京六大学

慶大Vに主将が花添えた!中日D4捕手・郡司、由伸以来の三冠王/東京六大学

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トロフィーを手に撮影に応じる郡司。三冠王に輝いた

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 東京六大学野球秋季リーグ第8週第3日(4日、慶大3-4x早大、神宮)早大-慶大3回戦は4-3で早大がサヨナラ勝ちし、2勝1敗で勝ち点3として3位となった。全日程を終え、3季ぶり37度目優勝を決めていた慶大は9勝2敗、勝ち点4で終了。中日にドラフト4位指名された慶大主将の郡司裕也捕手(21)が打率・394、2本塁打、10打点で戦後14人目、慶大では1996年春の高橋由伸以来の三冠王となった。

 宿敵・早大にサヨナラ負け。優勝はしたものの、悔しい形でのリーグ戦終了となったが、郡司の手にはトロフィーが輝いた。慶大としては23年ぶりの三冠王だ。

 「三冠? 全然狙っていなかった。ストライクを打ち、ボールを打たないで、四球を多く選べたのが打率につながった」

 11試合で16四死球の選球眼が、・394という高打率を刻んだ理由だと冷静に自己分析した。この日も先制の適時打で1安打1打点を加えた。

 ただ、最後のカードで勝ち点は失っただけに、険しい表情。「早稲田に尻をたたかれた。野球の難しさ、早慶戦の難しさをあらためて知った」と表情を引き締めた。

 この後は明治神宮大会(15日開幕)に参戦する。「もっと練習してうまくなって、本当に大久保監督を日本一の監督にしたい。試合の中での監督は僕。六大学の厳しい野球をやってきたところを見せたい」。プロ入り前に、今季限りで退任する指揮官への感謝も示すため、大学日本一を目指す。 (赤堀宏幸)

1年生でベストナインに選ばれた慶大・下山「きょうの第1打席でバントを失敗したことを本当に反省している。これからも選ばれるように、頑張りたい」

郡司 裕也(ぐんじ・ゆうや)

 1997(平成9)年12月27日生まれ、21歳。千葉・市原市出身。水の江小2年から、ちはら台ファイターズで野球を始める。ちはら台南中時代は千葉リトルシニアに所属。宮城・仙台育英高で2年秋に明治神宮大会優勝、3年夏の甲子園準優勝。日本代表としてU-18W杯準優勝。慶大に進み、今年の日米大学選手権で2打席連続本塁打。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄。

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  • パレードに出発する大久保監督(右)ら。車は慶大の「マスコットカー」として保存されている1931年式フォードだ(撮影・加藤圭祐)
  • 慶大・郡司裕也=神宮球場(撮影・加藤圭祐)
  • 慶大時代の高橋由伸=1996年撮影
  • 東京六大学野球・歴代三冠王