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巨人・原監督、FA人的補償撤廃を 「セDH制導入」に続き球界改革案

巨人・原監督、FA人的補償撤廃を 「セDH制導入」に続き球界改革案

巨人・FA人的補償での移籍

巨人・FA人的補償での移籍【拡大】

 プロテクトできるのは1軍登録枠の「29」を下回る28選手。補強に成功しても現有戦力を守りきれない状況に、原監督は「(プロテクトリスト作成は)本当につらい作業。本当は(人的補償を)撤廃してほしいけど、(プロテクトの)枠をもっと広げないといけない」と再考を訴えた。報道陣の「人的補償に代えて補償金額を増やすのは?」という案を聞くと、「それなら納得がいく」と理解を示した。

 原監督が復帰した昨オフ、巨人は広島から丸、西武から炭谷を獲得した一方で、人的補償で長野(広島)、内海(西武)という投打の人気選手を失った。指揮官は「残念。ルール上、仕方がない。勝負の世界は足し算ばかりでない」と苦しい胸の内を吐露し、人的補償が注目を集めた。

 米大リーグでは在籍6年で自動的にFAとなり、人的補償の制度は存在しない。人的補償のリスクは、FA戦線に参戦する球団の減少、さらには移籍市場の衰退につながる恐れもある。今オフ、セ・リーグのDH制導入を唱えて反響を呼んだ原監督が、再びルール見直しの“リクエスト”を申し出た。 (谷川直之)

  • ともにFAで巨人入りした陽岱鋼(右)、炭谷(右から2人目)らベテランをねぎらう原監督(左から2人目)。再び“球界改革”を訴えた(撮影・斎藤浩一)
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