2019.11.3 05:02

「千賀2世」だ!鷹育成・尾形のブルペン投球に工藤監督熱視線

「千賀2世」だ!鷹育成・尾形のブルペン投球に工藤監督熱視線

尾形(左)の投球練習を見守る工藤監督(右)

尾形(左)の投球練習を見守る工藤監督(右)【拡大】

 ソフトバンク・工藤公康監督(56)が2日、宮崎秋季キャンプで、育成選手の尾形崇斗投手(20)に注目した。最速152キロの2年目右腕はファームで話題の成長株。育成王国の鷹にまた新星が現れた。

 ブルペンを出た工藤監督は「秋だねえ」とポツリ。“発掘の秋”は順調だ。お目当ては2年目の育成選手。尾形の評判通りの球威に目を細めた。

 「ボールに力がある。いい球を投げていましたよ。楽しみだね」

 今季は3軍が主戦場だったが、31試合に登板して66回2/3で驚異の104奪三振。フェニックスリーグでの首脳陣の評判も聞いた将は、投球練習の時間をわざわざ確認して出向いた。65球を投げた右腕は突然の視線に「緊張しました」と冷や汗も「絶対にアピールしたい気持ちはあります」と力を込めた。現在は直球を四隅に制球することがテーマだという。

 「直球主体で抑える投手はそれができていると思うので。千賀さんもそう。きょうはけっこうできました」

 憧れる千賀も育成出身だ。三振を奪う力は「2世」の資格十分で、スライダー、フォーク、カットボールと球種も酷似。入団時の最速145キロが2年で7キロも増した20歳は堂々と宣言した。

 「来年はヒーローインタビューを受けたいです」

 エースの他に石川、二保、大竹ら育成出身投手が活躍している鷹だからこそ、大化けの予感が漂う。 (安藤理)

尾形 崇斗(おがた・しゅうと)

 1999(平成11)年5月15日生まれ、19歳。宮城県出身。学法石川高では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏は福島県大会準々決勝で敗退。2018年育成D1位で入団。今季はウエスタンリーグで1試合に登板し0勝0敗、防御率27・00。ウエスタンリーグの通算成績は5試合に登板して1勝0敗、防御率2・70。181センチ、88キロ。右投げ左打ち。年俸360万円。背番号「120」