2019.10.20 05:03

阪神D3位・及川よ、高校BIG4の実績は忘れろ!高橋建2軍Cが裸一貫のススメ

阪神D3位・及川よ、高校BIG4の実績は忘れろ!高橋建2軍Cが裸一貫のススメ

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及川に横浜高の大先輩で同じ左腕の高橋コーチから金言が送られた

及川に横浜高の大先輩で同じ左腕の高橋コーチから金言が送られた【拡大】

 阪神・高橋建2軍投手コーチ(50)は19日、横浜高の後輩で、3位指名された及川雅貴投手(18)へ“裸一貫のススメ”を説いた。

 大学も社会人も経験し、プロ野球で実績を残して、米大リーグにも挑んだ。引き出し豊富な高橋2軍投手コーチは、3位で指名された横浜高の後輩、及川へ“裸一貫のススメ”を説いた。

 「高校時代の経験は引きずらないように。やってきた自負は(胸の内に)しまっておいて。環境の変化への対応が大事なので。対応できる人間は、どこでも強い」

 甲子園室内練習場で残留組の若手投手陣を指導後、言葉を贈った。

 高橋コーチは横浜高、拓大、トヨタ自動車を経て1995年に広島入り。先発、中継ぎでフル回転した。FA権を行使して09年には米大リーグに挑戦。マイナー契約からメジャー昇格を勝ち取ったこともある。

 ユニホームの色が変わる度に変化を受け入れ、自分のものにしてきた。それがマウンドへ立つ近道になることを、身をもって体験してきた。対応力こそ、プロで生き残る術。経験豊富な先輩からの金言だ。

 後輩左腕は3度甲子園に出場し、いずれもD1位指名投手の西純矢(創志学園高→阪神)、佐々木朗希(大船渡高→ロッテ)、奥川恭伸(星稜高→ヤクルト)らと「高校BIG4」と呼ばれた。だが、その栄光は忘れてほしい。プロでは再びイチからスタートだ。

 2年夏の甲子園での熱投を映像で目にしたことがあるという高橋コーチは「(D1位の)西くんと比べると線が細いかな。実際に見ると違うかもしれないけどね。ポテンシャルが高いことはわかっているのでね」。来春2月の1、2軍キャンプメンバーの振り分けは先のことだが、32歳差の師弟タッグ結成となれば、虎の未来を担う最速153キロ左腕も鬼に金棒だ。 (新里公章)

ドラフト指名選手へ育成ドラフト指名へ

  • 及川(右)は高校時代、(左から)奥川、西、佐々木とともに“BIG4”と呼ばれた
  • 高橋建2軍投手コーチ