2019.10.14 08:00

【エモやんの舌好調】監督が代わりながら試合に出続けた阪神・鳥谷は素晴らしい

【エモやんの舌好調】

監督が代わりながら試合に出続けた阪神・鳥谷は素晴らしい

9回、最後のバッターとなった阪神・鳥谷=東京ドーム(撮影・宮沢宗士郎)

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 (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、巨人4-1阪神、巨人4勝1敗、13日、東京D)まず、鳥谷にはごくろうさんと言いたい。よくぞ、タイガースというチームに16年も在籍した。これは大変なこと。このチームは、監督がコロコロ代わるたび、チームの中も大きく変わる。歴代の監督の下で、連続試合出場を含めてずっとプレーし続けた。素晴らしい。これをさせてくれないのがタイガースなのだから。すごいことだ。

 他球団に行くのかも知れない。それは本人が決めること。ただ、将来的に球界で指導者になる気持ちがあるのであれば、タイガースに在籍し続けたことは必ず役立つ。それは忘れないで欲しい。

 タイガースも終戦。最終戦は、改めて巨人・原監督と阪神・矢野監督の差を感じさせられた内容だった。矢野監督は個々の選手をどこへははめ込もうか、ばかりを考えてキュウキュウしているように映った。4番を任せられなくなった大山の起用が象徴的。一方の巨人はシーズン中に苦しみながらも4番・岡本が大活躍した。これが原監督のうまさだ。

 外国人起用も。巨人はゲレーロに対し、それは厳しい扱いをしながら、それに耐えたゲレーロが最後に「監督のために」と大仕事。対するマルテはどうか。六回無死一、二塁の打席。原監督なら100%バントです。やったことなくてもバントです。それが勝つための野球。

 阪神はまさかまさかでCSまで来た。それは褒めよう。でも、喜んでいたら大間違い。上との差は相当にあることを認識して、来季に向かってもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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