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西武、激しい雨音で目覚める獅子おどし!1958年以来のミラクル再び

西武、激しい雨音で目覚める獅子おどし!1958年以来のミラクル再び

パCSでドーム球場の試合が中止になったのは、2014年以来。メットライフドームの外は激しい雨が降り続いた (撮影・村本聡)

パCSでドーム球場の試合が中止になったのは、2014年以来。メットライフドームの外は激しい雨が降り続いた (撮影・村本聡)【拡大】

 プロ野球のセ、パ両リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ、巨人-阪神(東京ドーム)と西武-ソフトバンク(メットライフ)は12日、台風19号の影響で試合が中止となり、各チームが13日の第4戦に向けて調整を行った。3連敗中の西武は辻発彦監督(60)が1958、86年の日本シリーズで、ライオンズが見せた奇跡の「3連敗、4連勝」の再現を約束。1敗もできない状況から大逆転の日本シリーズ進出を誓った。

 ファイナルステージ第1戦からまさかの3連敗。崖っぷちのリーグ王者だが、辻監督の脳裏には、偉大な先輩の築いた伝説が刻まれていた。

 「3連敗、4連勝? 俺の生まれた年だよな。あの時も雨があったんだっけ? 俺だって(86年に)1分けのあと、3連敗、4連勝しているよ」

 西鉄時代の1958年。巨人と戦った日本シリーズで球史に残る伝説が生まれた。連覇を達成していた西鉄は中西、大下、豊田ら「野武士軍団」と呼ばれた打線が第3戦まで沈黙し、3連敗を喫していた。

 実はこのときも雨で流れが変わった。第4戦(平和台)が前夜から降り続いた雨で中止になると流れは一変。仕切り直しの一戦から「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた稲尾の4連投で4連勝。大逆転で日本一を達成した。伝説が完結したのは10月21日。現指揮官が誕生する3日前だった。

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  • 「神様、仏様、稲尾様」と称された稲尾
  • 86年日本シリーズで3連敗4連勝経験者、選手時代の西武・辻監督
  • 西武・山川