2019.10.13 08:00(1/2ページ)

【佐藤春佳のスポーツブレーク】来季の楽天は絶対面白くなる!地味な風貌ですが…三木新監督ってどんな人?

【佐藤春佳のスポーツブレーク】

来季の楽天は絶対面白くなる!地味な風貌ですが…三木新監督ってどんな人?

特集:
佐藤春佳のスポーツブレーク

 楽天の新監督に、三木肇2軍監督の就任が決まった。現役選手では阪神・福留と同じ42歳。現役時代の印象や地味な風貌から「どんな人?」といぶかるファンもいるだろうが、ヤクルトコーチ時代を取材した者からすると、「来季の楽天は絶対に面白くなる!」と期待がふくらむばかりだ。

 石井一久GMは「先の塁への意識改革」を徹底できる人物、と白羽の矢を立てたのだという。走塁、守備、作戦面の理論は球界屈指。一方で、コミュニケーションを大事にし、選手個々の性格や立場を踏まえて、それぞれに向き合い対話をする姿は、さながら『先生』という印象がある。

 「点数をつけられないくらい、いい動きだった!」-。ヤクルト作戦コーチだった2015年、“まな弟子”である山田哲を激賞した、印象深い走塁がある。9月4日の広島戦(神宮)。それは、14年ぶりのセ・リーグ制覇に向けたV争いの最中。山田哲にとっては、目前にした自身初の「トリプルスリー」の30盗塁まで「残り2」の状況だった。

 1点差に追い上げられた八回、山田哲は1死から左前打で出塁すると、続く畠山の打席で動いた。走る…と見せかけ、走らない。3度も偽装スタートを仕掛け、4度けん制球を受けながら、相手バッテリーの集中を乱した。畠山のゴロをつかんだ捕手・石原が一塁へ悪送球すると、山田哲は一塁から長駆ホームインし、試合を決めた。

【続きを読む】