2019.10.12 12:00(1/3ページ)

【土井麻由実のSMILE TIGERS】キラキラネームはいない阪神選手に名前の由来を聞いてみた「球児」「京己」

【土井麻由実のSMILE TIGERS】

キラキラネームはいない阪神選手に名前の由来を聞いてみた「球児」「京己」

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藤川球児
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阪神・藤川

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 近ごろ、子供たちの名前には目を丸くさせられることが多い。「キラキラネーム」ってやつだ。タイガースの中には、そういう類の名前を持つ選手は見当たらない。むしろ「○○郎」など古風な名前も少なくない。そこで今回は、虎戦士に名前の由来を聞いてみた。

 まずはやはりこの選手、藤川球児投手だ。「球児」って! 野球をやるしかないやん(笑)。お父さんが草野球でノーヒットノーランを達成した翌日に生まれたから、こう名付けられたという話はあまりに有名である。「そういえばそんなこともあったなぁ」と笑う藤川投手に、この名前で得したことを尋ねてみた。

 「得したことはないけど…。でも、導かれたような気はするよね。この甲子園で野球をするように運命的につながる人生を送れているのかなと。そういう部分では名前って大事だなって思う」

 以前はそこまで思っていなかったが、再びタイガースに、そして甲子園に帰ってきたことで「導かれるような自然な流れ」と、目には見えない名前の力を感じているという。

 ここまで決して平らな道ばかりではなかった。しかし最初はいばらの道だと思っても、周りに助けられ「岐路で失敗はなかった」と、どんなことも楽しめた。だから「スムーズに逆行せず、流れのまま来られている」と感じている。

 「この名前やから、というのはあるかな。普通の名前だと思わないかもね」

 そういえば「球児」という名前、現在プロ野球界でも、ただ1人だ。いや、これまでにもいただろうか。著名人でも漫才界に1人いるくらいだし、ほんと珍しい、すてきな名前だなぁ。

 湯浅京己投手の「あつき」は、パソコンでもまず一発変換されない。

 「自分が生きてきた中で、読めた人はいない」と笑う。ただ、ご両親のお知り合いの中に読めた方が2人おられたそうだ。すごいな。

 オリジナル性があって好きだというこの「京己」には「自分で自分の京(みやこ)を築けるように。自分で自分の道を切り開けるように」という意味が込められている。先に「あつき」という音が決まり、意味や画数などを調べて漢字を選んでくれたのはお母さんだ。

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