2019.10.12 05:03(1/2ページ)

阪神・近本、逆転3点三塁打!「1本の重みが違う。負けると終わる」

阪神・近本、逆転3点三塁打!「1本の重みが違う。負けると終わる」

五回、逆転の3点三塁打を放ち、近本が三塁ベンチにガッツポーズ!(撮影・門井聡)

五回、逆転の3点三塁打を放ち、近本が三塁ベンチにガッツポーズ!(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦、巨人6-7阪神、巨人3勝1敗、11日、東京D)負けられない大一番でも、24歳のルーキーの勝負強さが頼りになる。のけぞりながら、熱く気持ちで弾き返した。近本が一時逆転となる3点三塁打。歓喜に沸く三塁ベンチへ向けて右腕を強くかざして、崖っぷちの虎を救いあげた。

 「どの球を打って、どこに飛んだのか、わからなかった。一気に逆転したい場面だったので、気持ちで打ちました」

 1-4で迎えた五回。3四死球で満塁とすると適時打2本で1点差。なお2死満塁で近本が打席に立った。「気持ちが入っていた」-。左腕・高木の内角に入ってきた146キロ直球を力強く右翼線へ。3点三塁打で、一気に逆転に成功した。

 「ビジターで(多くは)入れないですけど、(ファンの声援に)感じるものがありますね」

 新人のプレーオフ、CSでの1試合3打点は最多タイで、17年の阪神・大山に次いで2年ぶり4人目となった。

 新しい相棒も、手元に届いた。前日10日、使用する「ヤナセ社」から練習用のバットが到着。担当者と言葉を交わした。関学大時代から愛用しているが、素材はずっと変わらず「ハードメープル」。プロ入り前に他の素材も打つなどして確認したが「やっぱりいつもの(ハードメープル)ですね」と、なびくことはなかった。激動の1年を支えた相棒が、大きすぎる舞台でも大事な1本を打たせてくれた。

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  • 左腕・高木の内角球を鋭くとらえた