2019.10.12 05:03

阪神、梅野のCS初弾でファイナルS初先制!適時打&二塁打で猛打賞

阪神、梅野のCS初弾でファイナルS初先制!適時打&二塁打で猛打賞

特集:
梅野隆太郎
三回に先制弾を放つ梅野。選手会長がチームを勇気づけた(撮影・福島範和)

三回に先制弾を放つ梅野。選手会長がチームを勇気づけた(撮影・福島範和)【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦、巨人6-7阪神、巨人3勝1敗、11日、東京D)このまま負けるわけにはいかない。チーム全員の意志を、選手会長の梅野がド派手な放物線で示してみせた。0-0の三回。先制ソロを、左翼席中段に突き刺した。

 「なかなか先制点を取ることができていなかった。一発が出れば流れが変わるとは思っていたんで、良かったです」

 第1戦から数え、ファイナルステージ21イニング目にして初めて虎が奪った先制点であり、リードだ。レギュラーシーズンでも対戦がなかった高卒1年目右腕の戸郷の148キロを、カウント3-1から思いきり振り抜いた。

 大きな1点だ。DeNAと戦ったファーストステージ、6日の第2戦(横浜)で九回に福留が放った同点ソロ以来、打線はこの日の二回まで29イニング、暴投と犠飛と押し出し以外では得点を生み出せていなかった。前日10日は零封負け。梅野にとってCS初アーチは、チームを勇気づける一発となった。

 1-4となった五回には、高山の適時打の後、なお1死満塁で左前適時打。近本の走者一掃の逆転三塁打を呼ぶと、九回にも二塁打で3安打猛打賞。総動員となった投手も懸命のリードで引っ張り、チームを救った。

 今季は自己最多の9本塁打で、2桁弾にはあと1本足らなかった。「この1本もカウントしてくれないかなぁ」。激勝を呼ぶシーズン“10号”に笑顔がこぼれた。

データBOX

 ◎…梅野は今季、レギュラーシーズンで自己最多の9本塁打。チームは8勝1敗と好勝率を誇った
 ◎…CSは15、17年に続き、通算3度目の出場。10試合目、32打席目で初の本塁打となった

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  • 先制弾の梅野(背番号44)を矢野監督も笑顔で出迎えた