2019.10.12 13:00

【球界ここだけの話(1766)】オリ・T-岡田が残留を決意したファンの声

【球界ここだけの話(1766)】

オリ・T-岡田が残留を決意したファンの声

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックス・T-岡田

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 オリックスの顔の一人であるT-岡田が来季も残留することが決まった。今季は3年契約の最終年。海外フリーエージェント(FA)権を保有するだけに、他球団移籍か、と不安に思っていたファンの方も多いはず。

 今月7日に「(残留の)一番の決め手はファンの皆さんの声であったり、そういうのに心を動かされたものがあった。結果という形で応えたい」と明言した。心を動かされたファンの熱意を、改めて紹介したい。

 一つは今年のレギュラーシーズン最終戦となった9月29日のソフトバンク戦(京セラ)。岸田護の引退試合でもあったが、七回にT-岡田が代打で登場すると、球場全体がわいた。結果は空振り三振も、オリックスファンが自分を必要としているという思いはT-岡田にも通じ、試合後、「それ(ファンの期待)はもちろん、感じるものがありました」と口にした。

 今季は相次ぐ故障に悩まされ、20試合で打率・120、1本塁打、2打点。シーズンの大半を2軍で過ごした。その日々のなかでも「ファンの方が僕がファームでやっているときに手紙を送ってきてくださったり…。そういうのも含めて、ですね」という。

 「外(他球団)に出て、自分を追い込むという、そういう選択肢もあったなかでの今回のことだったので。残留となったからには、外に出るという覚悟より強い覚悟を持って、またやりたいと思いますし、また来年、しっかり一から自分でつかみにいくという気持ちでやっていきたい」

 今月末にはプエルトリコでのウインターリーグに参加し、12月末までの長期間、本来の打撃を取り戻す武者修行に出る。「僕は打たないと(試合に)出られないので。もう一回、しっかりと打撃を取り戻したい」。決意を新たにした大砲の今後に注目したい。(西垣戸理大)