2019.10.11 05:00

3連続K奪うもマエケン終戦「ここで負けるのはすごく悔しい」

3連続K奪うもマエケン終戦「ここで負けるのはすごく悔しい」

特集:
前田健太
ナショナルズ戦の8回途中から登板し、3者連続三振に仕留めたドジャース・前田=ロサンゼルス(共同)

ナショナルズ戦の8回途中から登板し、3者連続三振に仕留めたドジャース・前田=ロサンゼルス(共同)【拡大】

 【ロサンゼルス9日(日本時間10日)=山田結軌、丹羽美佳子通信員】ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)の第5戦が行われ、ドジャース(西地区)がナショナルズ(ワイルドカード)に延長十回、3-7で敗れ、2勝3敗で4年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を逃した。前田健太投手(31)は3-3の八回に登板し、3者三振に抑えたが、31年ぶりの世界一はならなかった。カージナルス(中地区)は5年ぶりに地区シリーズを突破した。

 激闘を終え、ドジャース・前田は静かになったクラブハウスで胸の内を明かした。

 「悔しいですね。ここで負けるのはチームとしてすごく悔しい」

 今季は球団記録のシーズン106勝を挙げたドジャース。世界一の筆頭候補がワイルドカードから勝ち進んだナショナルズに屈した。

 二回までに3点を先行し、主導権を握った。しかし、2番手で登板したカーショーが誤算だった。登板直後の七回2死一、二塁は3球三振で切り抜けたが、イニングをまたいだ八回に連続本塁打を浴びた。

 エース左腕が同点とされた直後に登板した前田は、ケンドリック、ジマーマン、ゴームズと右打者を3者連続で空振り三振に仕留めた。直球は自己最速に並ぶ96マイル(約154キロ)を2年ぶりに計測。「精いっぱいの投球ができた。プレッシャーがかかるほど力が出るのかもしれない」と振り返った。

 地元メディアからは遅きに失した感のある前田の起用に疑問が相次ぎ、ロバーツ監督は「健太は後ろに取っておきたかった」と釈明した。それほどに圧巻の投球だった。

 レギュラーシーズンは10勝8敗、防御率4・04。救援に配置転換となったポストシーズンは4試合連続無失点。それでも「50、60点くらい」と厳しく自己採点した。

 「悔しい思いが成長の糧になる。ワールドチャンピオンを次こそは勝ち取れるように努力していきたい」。前田は、早くもメジャー5年目の来季を見据えた。

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  • ナショナルズ戦の8回、3者連続三振に仕留め雄たけびを上げるドジャース・前田=ロサンゼルス(共同)
  • ナショナルズ戦の8回を投げ終え、ベンチで迎えられるドジャース・前田=ロサンゼルス(共同)