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【虎のソナタ】これがタテジマ最後かも…

【虎のソナタ】

これがタテジマ最後かも…

特集:
虎のソナタ
鳥谷は試合前の打撃練習でハツラツ。CS3戦目でついに出番が来た

鳥谷は試合前の打撃練習でハツラツ。CS3戦目でついに出番が来た【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦、DeNA1-2阪神、阪神2勝1敗、7日、横浜)運命の3戦目。ハマスタに大歓声が交錯したのは四回表。好投する高橋遥に代えて代打・鳥谷。これがタテジマ最後かも…。虎党は叫ぶ。祈る。するとDeNA2番手は2日前の先発・石田。矢野、ラミレス両監督の総力タクトが超短期決戦の“明日なき”ムードを盛り上げる。

 その鳥谷が映るテレビ画面に向かって、大阪・難波のサンスポ編集局で身勝手な予想が飛び交う。まずは部長・大澤謙一郎。

 「四球ですよ」

 大当たり。自慢げにハマスタの記者席にLINEしてきた。頼みもしないのに。どんな状況でも選球眼は狂わない鳥谷が立派なだけなのに。

 六回1死三塁。今度は局次長・生頼秀基だ。

 「木浪、スクイズしろ!」

 すると、またしても大澤が「暴投ですよ」。これも的中。そんな運、週末の競馬に残しておけばいいのに。

 全国の虎党が手に汗握った夜は、特別な日になった。金田正一さんの訃報。ハマスタでも試合前、両軍がベンチ前に整列して、目を閉じた。

 「僕は世代的にも投げている金田さんの印象はなく、むしろご意見番として言いたい放題のイメージですね。ただ、通算400勝はじめ、とてつもない数字を残されたことは分かっています」

 生頼や大澤の無責任な予想を横目に聞きながら、当番デスク・野下俊晴は正真正銘のレジェンドに思いをはせていた。

 6日夜から、ニュース映像で何度も流れていたのが「トレーバー顔面キック事件」。1991年5月19日、秋田で行われたロッテ-近鉄。死球に激高した近鉄の助っ人は相手投手を外野まで追いかけ回す。近鉄の選手数人が追いついて、羽交い締めにして、三塁側ベンチに連れて帰る。

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