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球団最多のCS5発目!阪神・福留、9回2死から土壇場同点弾

球団最多のCS5発目!阪神・福留、9回2死から土壇場同点弾

特集:
福留孝介
まさに打った瞬間の豪快弾。福留が九回2死から同点アーチをかけた(撮影・長尾みなみ)

まさに打った瞬間の豪快弾。福留が九回2死から同点アーチをかけた(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第2戦、DeNA6x-4阪神、1勝1敗、6日、横浜)いざ決戦! 勝つしかない!! セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で、レギュラーシーズン3位の阪神は2位のDeNAに4-6でサヨナラ負け。対戦成績は1勝1敗となったが、福留孝介外野手(42)が九回2死から同点弾を放つなど驚異的な粘りを見せた。7日、引き分けも許されない第3戦で、東京行きのチケットをつかむ!!

 白球は弾丸のように日の落ちた横浜の空を飛び、一瞬で右翼席上段へ突き刺さった。ハマスタを青く染めたDeNAファンが静まり返り、左翼席の虎党と三塁ベンチは狂喜乱舞だ。福留が瀕死の虎をたたき起こした。“空砲”じゃない。第3戦につながる執念を、42歳が見せつけた。

 「(本塁打は)狙って打つというより、次に次にと思っていました。よかったんじゃないですか」

 球団最多を更新するCS通算5本塁打目は、2013年の桧山進次郎(阪神、44歳3カ月)に次ぐ、CS年長2番目のアーチ。ミスターオクトーバーは、乙坂のサヨナラ弾で敗れた試合後も表情一つ変えずに、頼もしく振り返った。

 3-4の九回。イニングまたぎとなったハマの守護神・山崎の前に、近本、代打・木浪のルーキー2人があえなく凡退。あと1死…。万事休すの場面で、カウント1-1から150キロ直球を完ぺきにとらえた。

 シーズン終盤からの連勝は7で止まったが、前日5日の6点差大逆転に続き、この日も粘り強さを見せた。先発の青柳が3点を失ったが、0-3の五回。北條の適時二塁打の後、2死三塁から福留がこのCS初安打となる右前適時打を放った。

 2安打2打点。七回にパットンから右肩付近に受けた死球も「(試合に)出ているから大丈夫」と力強かった。

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  • 7回、死球を受ける阪神・福留=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 5回、適時打を放つ阪神・福留=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 阪神・福留のCSホームランカルテ
  • 5回、安打を放つ阪神・マルテ=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 5回、安打を放つ阪神・上本=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 6回、左適時打を放つ阪神・上本=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 1回、中二塁打を放つ阪神・近本=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 試合前練習、練習に臨む阪神・近本=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • DeNA戦に先発した阪神・青柳=横浜
  • 9回、DeNA・乙坂にサヨナラの2点本塁打を浴びた阪神・岩崎=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 7回選手交代を告げる阪神・矢野監督(右)=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 試合に敗れ、引き揚げるナインに声をかける阪神・矢野監督(中央)=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)