2019.10.6 08:00

【エモやんの舌好調】阪神、こういう勝利を本当の奇跡と呼ぶ

【エモやんの舌好調】

阪神、こういう勝利を本当の奇跡と呼ぶ

試合に勝利し笑顔の阪神・矢野監督=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)

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 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦、DeNA7-8阪神、阪神1勝、5日、横浜)こういう勝利を本当の奇跡と呼ぶのだろう。シーズン終盤に6連勝してギリギリでCSに進出してきた阪神だが、あの時は、順位が決まった後のチームが大半で、モチベーションが必ずしも高くなかった。その相手に必死で向かっていったのだから、ある意味、勝って当然。でも、この日の勝利は実力以外の勢いを感じた。まさしく奇跡だ。

 奇跡の中には、ラミレス監督の考えられないさい配もあった。投手交代を失敗する、ありえないことまで起きた。でも、この際、その神風に乗ればいい。短期決戦は勢いに乗ったもの勝ちだ。

 ただし、指摘しておきたいことがある。それは、序盤のリードされているときは、シーズンで苦しんだときと同じ野球をやっていた、ということ。たとえば五回の失点。ロペスの打球は記録は三塁線の二塁打だが、大山のプレーは“失策”。腰が高い、軽率、雑。すべて当てはまる。シーズンで12球団最多の102失策した、そのままの光景だった。

 ミスは怖い。せっかくの風も止めてしまう。決して見逃すことはできない。  (サンケイスポーツ専属評論家)

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