2019.10.6 05:03

虎投ピンチ救った!九回締めた球児&八回ピシャリ3Kの岩崎0封

虎投ピンチ救った!九回締めた球児&八回ピシャリ3Kの岩崎0封

特集:
藤川球児
短期決戦こそ、投手力。九回を締めた藤川(右)は矢野監督からねぎらわれる(撮影・水島啓輔)

短期決戦こそ、投手力。九回を締めた藤川(右)は矢野監督からねぎらわれる(撮影・水島啓輔)【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦、DeNA7-8阪神、阪神1勝、5日、横浜)真っ青に染まった敵地でも、自慢の救援陣が差を見せつけた。六回以降4つのゼロを確実に並べ、逆転を呼び込む鉄壁リレー。1点のリードを守り、試合を締めくくったのは守護神・藤川だ。

 「チームの流れに乗って投げただけ。みんな頑張ってくれたので」

 一打同点のピンチも動じなかった。8-7の九回。筒香、ロペスを打ち取り2死で打席に宮崎を迎えた。2球目、外角高め148キロを捉えられた打球を右翼手・高山がフェンスにぶつかりながら捕球しゲームセット!  と思われたが、ここでラミレス監督がリクエスト。フェンスダイレクトと判定され、2死二塁に。状況が一転したが「1回(気持ちを)切って。いくつか展開を想定していました」と冷静に後続を断った。

 勝敗を分けたのはブルペンだった。六回終了時で6点リードしていたDeNAは救援陣が七、八回に崩壊。計7失点で大逆転を許したが、虎投は違う。六回以降を能見-ドリス-岩崎-藤川とつないで散発3安打無失点。流れを引きよせた。

 “一大事”も一丸で乗り越えた。シーズン中に主に勝ちパターンの八回を任されてきたジョンソンがこの日、夫人の出産立ち会いのため帰国。代わって、1点を勝ち越した直後の八回は岩崎がマウンドへ。「流れ的に行きやすかった。ふつうに行けば抑えられると思っていました」。大和、神里、ソトをK、K、Kの完ぺき投球。見事に役割を果たしてみせた。

 「(大事なのは)内容うんぬんではなくて結果だけだから」と力を込めた藤川。炎の8人継投。虎には頼もしい勝利の方程式がそろっている。 (箭内桃子)

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  • 九回2死、宮崎の飛球を処理した高山はダイレクト捕球だとアピールしたが…
  • 九回、投球する阪神・藤川球児=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 八回、投球する阪神・岩崎優=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 試合後北條(2)とタッチを交わし笑顔を見せる阪神・藤川(奥右)=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)