2019.10.6 20:48

400勝投手の金田正一氏が死去 86歳 急性胆管炎による敗血症のため

400勝投手の金田正一氏が死去 86歳 急性胆管炎による敗血症のため

金田正一氏

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 国鉄(現ヤクルト)、巨人のエースとして通算400勝、4490奪三振など数々のプロ野球記録を残し、1974年にはロッテ監督として日本一に輝いた金田正一(かねだ・まさいち)氏が6日午前4時38分、急性胆管炎による敗血症のため東京都内の病院で死去した。86歳。通夜・告別式は近親者のみで行われ、後日「お別れの会」を開く予定。

 愛知県出身。享栄商(現享栄)高の3年時に夏の愛知大会で敗れると中退して国鉄入り。左腕からの速球とカーブを武器に8月デビューながら1年目に8勝を挙げ、2年目以降は14年連続で20勝以上をマークした。58年の開幕戦では巨人の大物ルーキー、長嶋茂雄から4打席連続三振を奪った。

 65年に当時のB級選手制度を行使して巨人移籍。69年に史上初の通算400勝に到達して引退した。通算成績は400勝298敗、防御率2・34。主なタイトルは最多勝、最優秀防御率を各3度。登板した試合での通算36本塁打は史上1位。背番号「34」は巨人の永久欠番になった。

 引退後はタレントとしても活動し「カネやん」の愛称で親しまれた。73年にロッテの監督に就任すると74年にリーグを制し、日本一に輝いた。78年に日本プロ野球名球会を設立。88年に野球殿堂入りした。