2019.10.5 15:00

DeNAの95歳の大レジェンドが始球式「願いを込めて大切に1球を投げ込みました」

DeNAの95歳の大レジェンドが始球式「願いを込めて大切に1球を投げ込みました」

始球式をつとめた今西錬太郎氏=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)

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 DeNAとして初の本拠地で迎えたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの初戦で、95歳の大レジェンド、今西錬太郎氏が始球式を務めた。

 今西氏は阪急のエースとして活躍する中、1950年の球団創設と同時に大洋へ移籍し、初代背番号18を背負った。同年3月10日、下関で行われたセ・リーグ開幕戦(球団史上初の公式戦)で開幕投手を務め、国鉄スワローズ(現ヤクルト)相手に2安打完封でチームに初勝利をもたらした。この年は10勝を挙げた。

 当時の復刻ユニホーム姿で登場し、95歳とは思えぬ立派な足取りでマウンドに立つと、見事なワンバウンド投球で満員のスタンドから大きな拍手が送られた。

 「本日、始球式でマウンドへ上がらせていただいた際、70年前の球団創設後初めての開幕戦の記憶が鮮明に蘇ってきました。久しぶりの投球で緊張しましたが、お客さまからの大きな拍手と歓声に、とてもワクワクしました。今日の試合は絶対勝ってもらいたいという、願いを込めて大切に1球を投げ込みました。これから頂上決戦に向けて闘いが続きますが、チームには自分の力を出しきって勝ちをつかみとってほしいです」とエールを送った。