充実した表情で今季を総括する会見を行ったカブス・ダルビッシュ有投手 米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(33)がミズーリ州・セントルイスで日米のメディアに対して、シーズンを総括する会見を行った。カブスはポストシーズン(PS)進出の可能性が消滅している、ダルビッシュの残り試合での登板はなくなった。今季は6年総額1億2600万ドル(約136億円=契約当時の1ドル108円で計算)の2年目が終了し、残りの契約を破棄して、新たな好条件を求めるアプトアウトの権利を得る。しかし、チーム愛を強調し、来季もカブスでのプレーを希望した。
米メディアでは「オプトアウトせずに、チームに残る」という報道が出た。しかし「それ(意思の明言)は言っていないんですけどね」と訂正。その上で「これから考えないといけない。エージェント、家族としっかり話をしてやる(結論を出す)こと。けれども、このチームに関して何の不満もないし、すごく楽しい」と断言した。さらに「今は(チームの選手やスタッフ)みんなのことを知っているから、今のところはあまり(オプトアウトすることは)考えてはいない、とは(米メディアに)言いましたけど」と続けた。
今季はメジャー2年目の2013年に209回2/3を投げて以来、6年ぶりに規定投球回をクリアする178回2/3を投げた。31先発で6勝8敗、防御率3・98の成績。制球に苦しんだ前半戦から復調し、後半戦だけなら4勝4敗、防御率2・76と好成績をマークした。さらに81回2/3で、四球はわずか7個だった。
「今は間違いなく、今までの人生で(調子や状態、技術力が)段違いで良い、と言うのは分かっている。まさか33歳で(笑)。そんな感覚になるとは思っていなかったので(不調だった)春には『俺もこうやって終わっていくのかな』と思っていましたけど、そこから帰ってこられた、もっと良い位置にいけたと言うのは、自分でも信じられない感じはします」
ダルビッシュ史上最高の状態は、まだ続きそうな手応え。そして、さらなる向上心を持って、2020年シーズンに挑む。