2019.9.18 05:04

ヤクルト・村上、中西36発あと「1」 阪神・近本とのハイレベル新人王レース“直接対決”

ヤクルト・村上、中西36発あと「1」 阪神・近本とのハイレベル新人王レース“直接対決”

新人王を目指す村上。18日は甲子園で阪神戦に臨む

新人王を目指す村上。18日は甲子園で阪神戦に臨む【拡大】

 新人王レースを勝ち抜くぞ!! ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が17日、甲子園の室内練習場で行われた指名練習に参加。リーグ3位の35本塁打、同2位の94打点を記録し、新人王の有力候補は「取れたらうれしい」と意欲を見せた。18日から阪神2連戦(甲子園)で、タイトルを争うドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=と“直接対決”。ライバルの前で活躍し、勲章を手にする。

 白熱の新人王レースを制す。前日16日の広島戦(マツダ)で2本塁打を放ち、セ・リーグ3位の35本塁打、同2位の94打点まで成績を伸ばした村上。タイトルの有力候補の一人だ。

 「取れたらうれしいです。でも、まだシーズンは終わっていない。残り7試合あるので、チームの勝ちに貢献できるようにしたい」

 新人王資格を持つ高卒2年目の19歳。今季はチームでただ一人、全136試合に出場し、打率こそ同ワースト2位の・233だが、69四球は同6位で出塁率・330。長打だけでなく選球眼の良さも際立っている。

 最大のライバルは阪神の近本だ。村上とタイプの違う俊足巧打のルーキーで、33盗塁は同1位タイ。150安打を放っている。「足が速くて打撃もいい。とにかく足が速いという印象です。談笑ですけど、オールスターで少し話しました」と村上。注目されることについては「嫌じゃないです」と言い切った。

 村上は、『怪童』と呼ばれた中西太(西鉄)が1953年にマークした高卒2年目以内の最多本塁打記録(36)まで、あと1本。「(記録やタイトルは)気にはなりますけど、シーズンが終わってから。まずは残り試合で、できることをやって終えたい」と平常心を強調した。

 この日は甲子園の室内練習場で黙々とバットを振り込んだ。チームは最下位に沈むものの、飛躍を遂げた『令和の怪童』が新人王の栄誉をつかむ。 (横山尚杜)

新人王資格

 支配下選手に初めて登録されてから5年以内の選手が対象。前年までに投手では30イニング以内、打者では60打席以内の選手に資格があり、全国の新聞、通信、放送各社で5年以上のプロ野球担当記者らによる投票で決められる。

  • 中西太
  • 村上のライバルとなる近本。快足が武器のルーキーだ
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