2019.9.14 06:00

【記者の目】阪神・メッセ引退、鳥谷から続くモヤモヤ…もう勘弁

【記者の目】

阪神・メッセ引退、鳥谷から続くモヤモヤ…もう勘弁

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移籍・退団・引退
阪神・メッセンジャーの日米通算年度別成績

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 既視感があったのは気のせいか。鳥谷、掛布SEAに続き、また功労者のメッセンジャーが…。

 昨年4月に国内FA権を獲得し、今季から日本人選手扱いに。本人も喜んでいた。球団の大先輩であるバッキーの持つ日本通算100勝まで、あと「2」だった。本当にもったいない。

 確かに今季の投球を見ていると、直球に往年のキレはなかった。だが、即引退というほどでもなかった。なぜ、なだめて記録を達成させようとしなかったのか。右肩痛もオフにしっかり治せば完治したかもしれない。球団OBの下柳剛氏は42歳シーズンの2010年に7勝を挙げた。メッセンジャーは38歳。もう少しやれたのでは…そして功労者なら、もう少しきれいに幕引きしてやれなかったのか…と思う。

 6度も開幕投手を務めたベテランにもかかわらず、他の投手と変わらない扱いだったことに不満を持っていたと聞く。右肩痛で7月に一時帰国したときに、すでに気持ちが切れていたのだろう。舞台裏や当事者らの胸中は推測するしかない。だが、「鳥谷退団」から続くこのモヤモヤ感。もう本当に勘弁してほしい。(元阪神担当キャップ、運動部デスク・野下俊晴)

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