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ヤクルト・館山、晴れやか引退会見 もし若いころに戻れても「同じようにけがをしたい」

ヤクルト・館山、晴れやか引退会見 もし若いころに戻れても「同じようにけがをしたい」

引退会見を終えた館山(左)と畠山。功労者の2人につば九郎は、「これからも ながいつきあい よろしくね」とメッセージを贈った (撮影・加藤圭祐)

引退会見を終えた館山(左)と畠山。功労者の2人につば九郎は、「これからも ながいつきあい よろしくね」とメッセージを贈った (撮影・加藤圭祐)【拡大】

 今季限りで現役引退するヤクルト・館山昌平投手(38)と畠山和洋内野手(37)が13日、東京・北青山の球団事務所で記者会見を開いた。右肘などに9度の手術を受けた館山は「けがをしなかったら、見えなかったことがある」と野球人生を振り返った。37歳の誕生日で迎えた節目に畠山は「練習嫌いとして有名な部分はあったので、真面目にやった自分を見てみたい」と笑わせた。投打の柱としてチームを支えたベテランは、21日の中日戦(神宮)で引退試合に臨む。

 17年間のプロ生活に後悔はなかった。「若い頃の自分に助言を送るとしたら」と問われた館山は真っすぐに前を見つめた。

 「同じようにけがをしたいのかなと思います。けがをしなかったら、見えなかったことがある。全部がつながっていたのかなと思う。持てる力をすべて出し切ったから。同じように、同じ場面で、同じような野球人生を送りたい」

 2009年に16勝を挙げて最多勝を獲得するなど先発投手陣を支え、通算85勝を挙げた。一方で右肘靱帯(じんたい)の再建手術を3度受けるなど9度の手術を受け、体には175針の縫い跡が残る。最多勝、涙の復活劇…。波瀾(はらん)万丈の野球人生に「家族とともに戦ってきた。妻とは16年間、娘とは11年間一緒に話してきた」と会見を見守った家族への感謝を口にした。

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  • 引退会見で話すヤクルト・館山昌平=東京都港区(撮影・加藤圭祐)
  • 2015年の日本シリーズ、ソフトバンクとの第4戦で力投する館山(撮影・中川春佳)
  • 引退会見で笑顔を見せるヤクルトの館山昌平投手(左)と畠山和洋内野手=13日、東京都内の球団事務所