2019.9.13 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神、小さなミスの積み重ねが痛恨の黒星に直結

【黒田正宏 軍師の断】

阪神、小さなミスの積み重ねが痛恨の黒星に直結

特集:
黒田正宏 軍師の断
4回、マウンドで汗をぬぐう阪神・高橋遥=甲子園球場(撮影・森田達也)

4回、マウンドで汗をぬぐう阪神・高橋遥=甲子園球場(撮影・森田達也)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-12ヤクルト、23回戦、阪神13勝8敗2分、12日、甲子園)最下位ヤクルトに負け越し。痛すぎる敗戦だ。ことしの阪神は、ここ一番の試合、絶対に負けられない試合に、ことごとく敗れてきた印象が強い。小さなミスの積み重ねが、最終的に痛恨の黒星に直結している。

 この日でいえば先発・高橋遥が四回無死満塁から中村に犠飛を浴びた1球。せっかくカウント0-2と追い込みながら、真ん中に直球を投げて簡単に追加点を許した。不用意な攻めだった。

 一回に山田哲に浴びた先制二塁打も、カウント0-2からフルカウントにしてしまい、最後は甘い直球。立ち上がりから球にキレがないことを、バッテリーは感じていたはずだから、チェンジアップなどを織り交ぜての攻めが必要だった。

 攻撃面では二回無死一塁で糸原の打席。フルカウントから、2球連続でベンチはランエンドヒットのサイン。一塁走者マルテでも思い切って走らせる作戦は評価したい。ところが、糸原は左飛。何が何でも転がさなければいけないシーン。これもミスだ。

 1つ1つのミスは小さくても、積み重なってCSが遠のく結果になった。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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