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【虎のソナタ】西本&星野流は選手への愛、矢野流もまた…

【虎のソナタ】

西本&星野流は選手への愛、矢野流もまた…

特集:
虎のソナタ
中日監督時代、ベンチ前でほえる星野氏。“ペルソナ”で選手を鼓舞した

中日監督時代、ベンチ前でほえる星野氏。“ペルソナ”で選手を鼓舞した【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-12ヤクルト、23回戦、阪神13勝8敗2分、12日、甲子園)まず…とても“カワイソウな当番デスク”白石大地の話からさせてもらいます。ヤツは出社した私めの顔を見るなり、喜々としてこういった。

 「先輩ッ、きょうは大丈夫ですョ」。何が…「いえ、ここんとこ僕の当番の時は不思議に高橋遥人が先発なんですョ」。それで…「だから、前回のマウンドは6日の…広島戦でホラ三回に大量失点(5点)で…ベースカバーもうっかり忘れて…ベンチにもどって矢野監督から“公開説教”を受けたでしょ…。あれ以来ですから…彼もピリッとして今夜はキットがんばりマスよ!」。

 いろんなご意見が読者の方にはあったと思います。アノ日にベンチで涙した高橋遥の記事はサブキャップ長友孝輔が期待をこめてこう書いた。

 「スパートをかけたかった試合を、今季奮闘を続けてきた若き左腕がつまずき、落とした。(中略)やるべきことをやり切って、走りきるしかもう道はない…」

 矢野監督はむしろコンコンと諭すように「何が問題なのか」を話して聞かせたのだ。

 実は筆者は39歳で中日の監督に就任したばかりの若き熱血監督星野仙一のド迫力ぶりをつぶさに取材した。あるとき、期待したルーキー投手がふがいない投球をしたときに、東京ドーム(巨人戦)のベンチ裏で試合中にボコボコにした…。その話を聞きつけて、ボコボコの大先輩の西本幸雄氏(阪急・近鉄での鉄拳指導は有名。当時は解説者)が記者席で筆者の肩をトントン。「おい、アノ話は本当か…」と言うので、「本当です」とうなずいたら西本さんが思わず「星野はすごいヤツやな…」。その時、思わず「本家がいまさら驚いてドーするんですか」と言ったのを思い出す。

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