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【小早川毅彦のベースボールカルテ】マエケン、好投続ければ…先発復帰ある

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

マエケン、好投続ければ…先発復帰ある

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ
前田健太
地区優勝を決め、チームメートにビールをかけるドジャース・前田=ボルティモア(共同)

地区優勝を決め、チームメートにビールをかけるドジャース・前田=ボルティモア(共同)【拡大】

 米大リーグでドジャースが、ナ・リーグ西地区7連覇を飾った。前田健太にとっては、移籍1年目から4年連続の地区制覇。選手一人の力でできるものではないから、幸せだと思う。

 31歳になっても、投手としてのレベルはまだ上がっている。真っすぐは強くなり、武器のスライダーは切れが増した。チェンジアップは新たに軌道が違うものを覚えるなど、まだまだ伸びしろがある。

 しかし、今季も地区優勝を目前にして、先発からリリーフへ配置転換された。2位・ダイヤモンドバックスに18・5ゲーム差をつける独走で、今のうちに若い投手に先発を経験させておきたいというチーム事情もあるだろう。大阪・PL学園高の27学年下で、私が広島の打撃コーチ時代に入団してきた前田はかわいい後輩とはいえ、ひいき目なしに見ても、ロバーツ監督の起用法は厳しいと感じる。

 五、六回の投球に不安がのぞくことが多いからだろうが、なかなか長いイニングを投げさせてもらえず、打席に立った直後に降板となった試合もある。よく我慢していると思う。残り15試合。4回無失点で9勝目を挙げた8日(日本時間9日)のようにロングリリーフもあるだろうから、勝ち星がつく可能性は高い。ぜがひでも、2年ぶりの2桁勝利を達成してもらいたい。

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