2019.9.13 05:03(1/2ページ)

ソフトB、M12点灯!1日で首位返り咲き エース・千賀が気迫8回1失点

ソフトB、M12点灯!1日で首位返り咲き エース・千賀が気迫8回1失点

このメッセージ、早すぎない!? 千賀は七回、外崎のハーフスイングをアピール。空振り三振でピンチを切り抜けた(撮影・尾崎修二)

このメッセージ、早すぎない!? 千賀は七回、外崎のハーフスイングをアピール。空振り三振でピンチを切り抜けた(撮影・尾崎修二)【拡大】

 (パ・リーグ、西武2-3ソフトバンク、25回戦、ソフトバンク13勝12敗、12日、メットライフ)パ・リーグは12日、ソフトバンクがメットライフドームで行われた西武との今季最終戦に3-2で勝って1日で首位に返り咲き、2年ぶりの優勝へのマジックナンバー「12」を今季初点灯させた。6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で自身初の無安打無得点試合を達成した千賀滉大投手(26)が、8回1失点と力投。正念場の一戦で勝利に大貢献した。

 大ピンチを迎えた右腕は胸に手を当て、精神を統一した。切り抜けた直後に待望の援護。ソフトバンクに優勝へのマジックナンバー「12」が初点灯した。千賀がエースの貫禄でチームを救った。

 「必死です。余計なことは考えず、マウンドで集中する気持ちでした」

 0-0の七回無死一、二塁が中村の遊ゴロで1死二、三塁。栗山、外崎からフォークで連続三振を奪った。「外野フライでも1点。三振を狙ってとれた」。直後の攻撃で2点を先制。三回までに7安打を放ちながら得点を逃していた打線が、右腕の熱投に応えた。

 6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)のノーヒットノーランから中5日で最後の直接対決に先発した。前日11日に首位を奪われ、勝者にマジックが点灯する大一番。四回まで走者を許さず、前の試合から13イニング無安打を継続した。8回4安打1失点で自己最多タイの13勝目。快挙の次の登板の白星は2013年の山井(中日)以来、パ・リーグでは1996年の渡辺久(西武)以来だ。

 メットライフでは8月30日に7回4失点で黒星を喫した。このときに自身3連敗となり「いいものは出せても集中力に波がある」と反省、意識改革を行った。「いい意味で試合に入らない。自分のやることだけを考え、大事な試合とも考えなかった」。スコアや試合の流れに左右されずに常に淡々。進化した心で2戦連続の快投を演じた。

【続きを読む】

  • 気が早かった!?メットライフドームの大型スクリーンには六回終了時にこんなメッセージが…
  • 4回を被安打ゼロで終えてベンチに戻る先発のソフトバンク・千賀=メットライフドーム(撮影・尾崎修二)
  • 3回、左安打を放つソフトバンク・デスパイネ(撮影・塩浦孝明)=メットライフドーム
  • 8回、本塁打を放つソフトバンク・グラシアル(撮影・塩浦孝明)=メットライフドーム
  • 8回、ソロ本塁打で先制に成功したソフトバンク・グラシアル(右)=メットライフドーム(撮影・尾崎修二)
  • 西武に競り勝ち千賀と握手を交わすソフトバンク・工藤監督(左)(撮影・塩浦孝明)=メットライフドーム