2019.9.12 08:00

【上田二朗 サブマリン斬り】阪神・青柳課題明白…いかに左打者内角に投げ込めるか

【上田二朗 サブマリン斬り】

阪神・青柳課題明白…いかに左打者内角に投げ込めるか

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上田二朗 サブマリン斬り
先発の阪神・青柳=甲子園球場(撮影・岡田亮二)

先発の阪神・青柳=甲子園球場(撮影・岡田亮二)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神10-3ヤクルト、22回戦、阪神13勝7敗2分、11日、甲子園)青柳を相手に、ヤクルトは左打者を1番から7人も並べてきた。私も右のアンダースローだったが、中日などは8人も左打者を並べてきたことがあった。しかし右、左と交互にくる方が、焦点が合わなくなり、気持ち的にも難しい。逆に左がズラッと並んでくれた方が、この球種を使っていこうとかパターンが作りやすかったものだ。

 実際、この日の青柳の内容はよかったし、成長を感じた。左打者の外角にスライダーを決めるバックドアなど、外のボールでストライクがとれていた。その制球力は確実に上がっている。ただ、7回は投げ切ってほしかった展開で、問題は3回り目に入った六回だ。

 球自体は悪くないが、外角中心を読み切られ、4安打はすべて中堅から左方向だった。唯一、打ち取った青木の一ゴロは逆球で内角にいったスライダー。これを、狙って投げないといけない。

 右の下手、横手投げの投手は左打者の内角を突くのが一番難しい。まだ青柳には、その制球力がない。課題は明白で、本人もわかっていること。いかに左打者の内角に投げ込めるか。改めて、意識して取り組んでほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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