2019.9.12 08:00

【真中満氏 満点ど真ん中】西武、黄金期の勝負強さ見せた

【真中満氏 満点ど真ん中】

西武、黄金期の勝負強さ見せた

特集:
真中満氏 満点ど真ん中
四回、左翼・金子侑は柳田の邪飛を好捕。西武は堅守も光った (撮影・尾崎修二)

四回、左翼・金子侑は柳田の邪飛を好捕。西武は堅守も光った (撮影・尾崎修二)【拡大】

 (パ・リーグ、西武4-1ソフトバンク、24回戦、12勝12敗、11日、メットライフ)この1週間、ソフトバンクの背後にピタリとつけ、直接対決で首位の座を奪う。西武が、かつての黄金期のような勝負強さを見せた。

 三回の先制劇は、森の天才的なバットコントロールがもたらした。抜いた変化球で一瞬、体勢を崩されたと思いきや、右翼へ強烈なライナーで3点二塁打にした。

 しかも、無死一、三塁から内野ゴロで本塁アウトを繰り返し、2死まで持ち込まれたあと。相手に流れを持っていかれそうな場面だっただけに、価値は高い。

 八回には山川が駄目押しタイムリー。打率トップと本塁打トップの看板打者による4点。申し分のない勝ち方だろう。

 打力ばかりに目がいく中、守備も見逃せない。四回には左翼・金子侑が柳田の邪飛をスライディングしながら好捕。六回には外崎と源田の二遊間が、これも柳田の緩いゴロで併殺を完成させた。失策数こそ多いが、ここ一番での球際の強さ、しぶとい守備力は、やはり黄金期の野球と重なる。

 12日の最後の直接対決で千賀から勝利をもぎ取れば、そのまま連覇のゴールテープを切る気がする。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 4回、ソフトバンク・柳田悠岐の左邪飛を好捕した金子侑司とハイタッチを交わす西武・ニール=メットライフドーム(撮影・尾崎修二)