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【板東英二の観戦記】阪神・矢野監督よ闘将になれ!

【板東英二の観戦記】

阪神・矢野監督よ闘将になれ!

審判に猛抗議する虎監督時代の星野氏。この気迫が矢野監督にもほしい

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 (セ・リーグ、阪神4-5ヤクルト=延長十回、21回戦、阪神12勝7敗2分、10日、甲子園)今こそ、闘将になれ! 観戦したサンケイスポーツ評論家の板東英二氏(79)は、クライマックスシリーズ(CS)進出をかけた大一番で、プレーボールから相手に襲いかかるような気迫を感じられなかった阪神に苦言。残り14試合、矢野燿大監督(50)には、自身の中日時代の後輩であり、矢野監督の恩師である星野仙一氏のように、闘志を体全体で表してナインを引っ張ってほしいと期待した。

 残念な試合でしたね。わたしはこの試合が、CS進出をかけた大一番と見ていました。7連戦の初戦で、相手はCS進出の可能性がゼロの最下位チーム。もう、負けたら終わりというくらい大事なゲームです。しかも舞台はトーナメントのメッカ、甲子園ですよ。

 なにが残念って、試合の“入り”です。ヨーイドンから、どう相手に襲いかかっていくか。序盤を一番、注目していましたが…。首の皮一枚がちぎれそうなときに、選手がおとなしいなんて、おかしいでしょう。

 秋山はこの日は真っすぐの球威がなさすぎて、あれでは厳しい。なにより俺がCSに連れて行ってやる! という“ほとばしるもの”を感じませんでした。マウンドに立てば誰もがエースです。しかし、そんな覇気が伝わりませんでした。

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