2019.9.11 08:00

【野村弘樹ウイニングショット】割り切りと思い切り…巨人4番・岡本の勝利

【野村弘樹ウイニングショット】

割り切りと思い切り…巨人4番・岡本の勝利

8回、本塁打を放つ巨人・岡本=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)

8回、本塁打を放つ巨人・岡本=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA2-4巨人、20回戦、10勝10敗、10日、横浜)岡本の逆転2ランは、割り切り方と、思い切りのよさがもたらした結果とみる。

 2死から丸が四球で出塁。その初球だけに、今永の警戒度は当然、高いと踏む。おいそれと、ストレートは投げてこない。だから、追い込まれるまではチェンジアップかスライダーを狙う。そこへ、低めとはいえ、真ん中のストライクゾーンに、チェンジアップ。崩されることなく、ひと振りで仕留めた。

 割り切りと思い切り。一発の欲しい場面で、勝負ごころを発揮した、4番の勝利といってよい。

 ただ、ベイスターズ目線でいうと、悔いは残る。ストライクではなく、ボールから入る勇気があってもよかった。甘いコースには間違っても投げないという、慎重さも必要だった。

 もうひとつ、ベイスターズ目線で。ここ最近、目の前の勝ちにこだわりすぎるのか、依然として先発の交代が早く、リリーフ陣の負担も蓄積する一方だ。クライマックスシリーズ、さらに日本シリーズまでを見据えて、先発陣の再整備と、リリーフ陣の再編成が急務だと思う。(サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 6回、巨人・岡本が逆転の左中越え2点本塁打を放つ=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)