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ヤクルト・山田哲、本塁打量産の秘密はフライを打つ能力&引っ張る能力

ヤクルト・山田哲、本塁打量産の秘密はフライを打つ能力&引っ張る能力

特集:
山田哲人
山田哲人の年度別本塁打成績

山田哲人の年度別本塁打成績【拡大】

★走でも活躍 昨年から38連続盗塁成功

 山田哲は「足」でも数々のプロ野球記録を作った。今季の盗塁数33はセ・リーグトップで、失敗は一度もない。昨年からは38連続で盗塁を成功しており、ソフトバンク・福田秀平が2011-15年にマークした32を抜き、同一シーズンでは広瀬叔功(南海)が1964年にマークした31を抜いてプロ野球記録を更新中だ。「ここぞ、というところで走って、貢献できるような選手でありたい」と語り、成功率にもこだわりがある山田哲は、史上初の失敗なしの盗塁王も視野に入る。

バレル

 米大リーグでは2015年から導入されたデータ解析ツール「スタットキャスト」で、打球の角度と強さが重要であることが分かった。打球速度158キロ以上、26-30度の角度で放った「バレルゾーン」の打球は、最低でも打率5割、長打率1.500を超える。このデータから、飛球を意図的に打とうとする打者が増え、「フライボール革命」と呼ばれている。17年には大リーグ全体で史上最多の6105本の本塁打が生まれた。

  • 細身の体で本塁打を量産する山田哲。その秘密は…。写真は8月14日のDeNA戦で30号3ランを放ったシーン
  • 2014-19通算本塁打ランキング
  • 2019年NPB打者フライ率
  • 2014-19年フライがどの方向に飛んだか
  • 2014-19年NPB打球方向別本塁打数