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矢野阪神、CSへ「総力戦」タクトで“自滅”…早打ち指令もジョンソン術中

矢野阪神、CSへ「総力戦」タクトで“自滅”…早打ち指令もジョンソン術中

三回は木浪が左飛

三回は木浪が左飛【拡大】

 投手起用でも、今季初めて、2失点以下の先発投手を四回までで降ろした。「一番、勝てる方法を探した」と指揮官。岩貞に代えて0-2の五回を“元守護神”ドリスに託したが、先頭の菊池涼に安打を許し、暗雲が漂う。1死後、長野の打席で完全にモーションを盗まれた。梅野が立ち上がって投げるのを止めるよう促したが、本塁へ緩いボール球を投げて二盗を許し、2死から松山に適時打。終わってみれば、これが致命的な1点に…。打つ手はことごとく裏目に出た。

 「どんな形であれ勝ちたい、最低でも勝ち越して帰りたいというのはあった。もちろん、総力戦になるというのはもう試合前から思っていた」と矢野監督。DeNA、広島との勝負の1週間は2勝3敗。借金4で5位中日にも0・5差と迫られた。仮に広島が残り11戦を「6勝5敗」なら阪神が上回るには15戦で「12勝3敗」が必要に…。CS進出へ、矢野虎に赤信号が灯ろうとしている。 (長友孝輔)

来日4年目で最速の五回に登板し、1回1失点の阪神・ドリス「次から頑張る」

阪神・清水ヘッドコーチ「(五回のドリス投入は)どうしても勝ちたかったから、そうなったと思う。負けたことは仕方がない。勝てるように頑張るしかない。まだわからないから」

データBOX

 ◎…阪神はこれでジョンソンに今季3戦3敗、対戦防御率0・50。通算でも23試合で13勝(3敗)を献上し、対戦防御率は1・85
 ◎…これで相手先発が左腕のときは、48試合で19勝25敗4分け

試合結果へ

  • ベンチで渋い表情の矢野監督(左は清水ヘッド、右は福原投手コーチ)。攻めの采配が空転…(撮影・門井聡)
  • 近本が投ゴロ
  • 福留が遊ゴロで9球で終了
  • メンバー表を交換する阪神・矢野監督と広島・緒方監督=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 5回、広島・松山に適時打を打たれ肩を落とす阪神・ドリス=マツダスタジアム(撮影・山田喜貴)
  • 8回、阪神・マルテは左適時二塁打を放つ=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 8回、阪神・糸原は中越え適時二塁打を放つ=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 1回先発の阪神・岩貞=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 1回、セーフティバントを決める阪神・近本=マツダスタジアム(撮影・門井聡)
  • 5回、安打を放つ阪神・木浪=マツダスタジアム(撮影・山田喜貴)