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“ヒゲの大砲”ヤクルト・畠山が引退決断…15年打点王でリーグV貢献

“ヒゲの大砲”ヤクルト・畠山が引退決断…15年打点王でリーグV貢献

2015年、ソフトバンクとの日本シリーズ第3戦で本塁打を放つ畠山。19年間の現役生活に幕を下ろす

2015年、ソフトバンクとの日本シリーズ第3戦で本塁打を放つ畠山。19年間の現役生活に幕を下ろす【拡大】

 ヤクルト・畠山和洋内野手(36)が今季限りでの現役引退を決断したことが7日、分かった。2015年には打点王に輝き、14年ぶりのリーグ優勝に貢献するなどチームを支えてきたが、今季は両ふくらはぎの故障が続き、1軍での出場機会なし。プロでの19年間を「幸せな野球人生」と振り返った。

 チームの今季4位以下が確定した日、畠山が現役生活に終止符を打つことが判明した。トレードマークのひげに、深く沈み込んで左足を回す独特の打撃フォーム。個性派の名打者が静かにバットを置く。

 「幸せな野球人生でした。安打は1000本打てなかったし、本塁打も150本打てなかった。最後はけがも多かった。でも、19年できたのは誇りだった」。畠山は19年間のプロ生活を感慨深げに振り返った。

 岩手・花巻市出身。専大北上高から2001年にドラフト5位で入団。2軍時代は練習をさぼり、パチンコ店に入り浸る“問題児”で、当時2軍を指揮していた小川監督から厳しく指導されたこともあった。

 改心した遅咲きの和製大砲は、東日本大震災が発生した11年に23本塁打をマークしてレギュラーに定着。翌12年には故郷の岩手県営野球場で行われたオールスター第3戦で本塁打も放った。

 15年には4番打者として105打点を挙げて打点王に輝き、14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。「優勝できたのが一番、うれしかったかな。プロに入って唯一涙したのが、あの場面」。近年は強打を支えた下半身が悲鳴をあげ、今季は両ふくらはぎの故障が続いて1軍での出場機会はなし。引き際を自ら決めた。

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  • 2000年、ヤクルトの入団会見(左から)畠山和洋、松谷秀幸、平本学、若松勉監督、鎌田祐哉、坂元弥太郎
  • 2012年ゴールデングラブ賞を受賞したヤクルト・畠山和洋
  • 2015年、リーグ制覇し優勝カップを持つヤクルト・畠山和洋
  • 2015年、祝勝会でシェービングクリームをフジテレビ・宮澤智アナウンサー(左)にかけるヤクルト・畠山和洋(右)後方はバレンティン