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奥川、7回18Kで衝撃“世界デビュー”!6日の日韓戦登板濃厚の佐々木にバトン/U18W杯

奥川、7回18Kで衝撃“世界デビュー”!6日の日韓戦登板濃厚の佐々木にバトン/U18W杯

七回を抑えガッツポーズする奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)

七回を抑えガッツポーズする奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)【拡大】

 バックネット裏の巨人、DeNAなど国内6球団とメジャーのスカウトも驚いた。巨人・長谷川スカウト部長は高校生の奥川に対して「国際大会でベストパフォーマンスができることがすごい。即戦力といっていい」と最大限の評価を下した。

 「これからもっと相手も強くなってくるので、これくらいのことに満足したくない。世界一になったときに喜べるように、やらないといけないことがたくさんある」

 日本を含め、4チームが2勝1敗で並んだ。6日の韓国戦では高校球界最速163キロの佐々木(大船渡3年)も登板する見込み。悲願の世界一へ-。ダブルエースが若きサムライを引っ張る。(須藤佳裕)

DeNA・吉田スカウト部長「甲子園の疲れも取れただろうし、同じような投球が見られた。相手を見ながら投げられていた」

西武・渡辺GM「高めの直球と低めのスライダーをうまく使って投げていた。しっかりまとめていたという感じ。久しぶりに投げられただけでいいと思う」

★カナダも脱帽!

 逆転負けしたカナダは、奥川への賛辞を惜しまなかった。ハミルトン監督は「うちのチームの打撃は悪くないが、変化球の制球が驚異的だった。同年代の投手の投球よりも数歩先のレベルに達している」。四回にソロ本塁打を放った4番のディオダティも「全球種でカウントを取っていたし、素晴らしかった。脱帽です」と敬意を表した。

データBOX

 〔1〕奥川(星稜)が今大会最多となる1試合18奪三振。今年の選手権大会では3回戦・智弁和歌山戦で14回を投げて23三振(9回まで17個)を奪った。
 〔2〕選手権大会の1試合最多奪三振(9回)は、2012年の松井裕樹(桐光学園)が1回戦・今治西戦で挙げた「22」(延長の最多は25で、1958年の板東英二=徳島商)。選抜大会の最多は63年の戸田善紀(PL学園)が1回戦・首里戦で記録した「21」(延長の最多は23で、33年の吉田正男=中京商、61年の矢滝伸高=米子東)。
 〔3〕プロ野球記録(9回)は野田浩司(オリックス)が95年4月21日のロッテ戦でマークした「19」。MLB記録(9回)は「20」で、マックス・シャーザー(ナショナルズ、16年5月11日のタイガース戦)ら4人が記録している。

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  • 奥川がついに“世界デビュー”。日本のドクターKが、カナダから18奪三振をマークした(撮影・水島啓輔)
  • ブルペンで笑顔を見せる佐々木朗希=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 日本先発の奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 先発の奥川=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダ戦の4回、先制ソロを浴びた奥川(中央)=韓国・機張(共同)
  • 4回、カナダ・ディオダティ(奥)に本塁打を浴びた奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダ戦の8回から登板し、好投した飯塚=韓国・機張(共同)
  • 永田監督=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 背番号と同じ18個の三振を奪い、背中を指さす奥川=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダに勝利し、笑顔を見せる奥川(左から3人目)ら高校日本代表ナイン=韓国・機張(共同)
  • カナダ戦の5回に勝ち越し、ベンチで喜ぶ高校日本代表ナイン=韓国・機張(共同)