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奥川、7回18Kで衝撃“世界デビュー”!6日の日韓戦登板濃厚の佐々木にバトン/U18W杯

奥川、7回18Kで衝撃“世界デビュー”!6日の日韓戦登板濃厚の佐々木にバトン/U18W杯

奥川がついに“世界デビュー”。日本のドクターKが、カナダから18奪三振をマークした(撮影・水島啓輔)

奥川がついに“世界デビュー”。日本のドクターKが、カナダから18奪三振をマークした(撮影・水島啓輔)【拡大】

 U18W杯2次リーグ(5日、日本5-1カナダ、機張)韓国・釜山郊外の機張で2次リーグが始まり、高校日本代表はカナダを5-1で下した。今夏の甲子園大会で星稜を24年ぶりの準優勝に導いた奥川恭伸投手(3年)が、先発で今大会初登板。2週間ぶりのマウンドで7回2安打1失点と好投し、今大会最多の18奪三振をマークした。1次リーグの成績を持ち越すため、日本は2勝1敗で2次リーグ首位タイとなり、6日に同5位の宿敵・韓国と激突する。

 これが日本が誇るドクターKの実力だ。夏の甲子園決勝から、ちょうど2週間。奥川が最高の状態でマウンドに帰ってきた。カナダ、韓国、オーストラリアと激突する2次リーグの初戦で奪三振ショーを披露した。

 「打者がいて、審判がいて。この景色に慣れていなかったので、不安なところもあったが、何とか勝つことができてよかった」

 夏の甲子園3回戦(対智弁和歌山)で23三振(14回)を奪った最速154キロ右腕。5試合計512球を投げた疲労を考慮され、スロー調整が続いていたが、圧巻の“世界デビュー”を飾った。

 前日4日は休養日で釜山市内の焼き肉店でスタミナを充填。久々の実戦で、まずは調子のバロメーターという直球で押した。一回から152キロを計測し、波に乗った。

 二回までのアウトは全て三振。四回には相手4番に先制ソロを浴びたものの、2死で2桁に到達した。五回1死からは6連続Kもマークした。六回終了時点で90球。七回の登板前に永田裕治監督(55)から“ミッション”を授かった。

 「104球で代える。それ以内に収めてこい」

 今大会は球数制限が設けられており、49球以内なら連投可能。50~104球で中1日、105球を超えれば中4日の休養が義務づけられており、今大会の登板が終わってしまう…。

 「何とか球数(104球)以内で終わらせようと思った」と七回先頭を空振り三振、次打者を一ゴロに斬って100球。そして最後は3球勝負で空振り三振に斬った。この日は縦に横に大きく変化するスライダーの切れが抜群で全18三振中、スライダーで14三振を奪った。

 2番・ブラウンがMLB・ブルージェイズのルーキーリーグでプレーするなど、多くの大リーガーを輩出するカナダから18K。韓国のへオ・ユンドンが1次リーグA組のオーストラリア戦でマークした10奪三振を大きく上回り、今大会の最多奪三振を更新した。

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  • 七回を抑えガッツポーズする奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • ブルペンで笑顔を見せる佐々木朗希=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 日本先発の奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 先発の奥川=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダ戦の4回、先制ソロを浴びた奥川(中央)=韓国・機張(共同)
  • 4回、カナダ・ディオダティ(奥)に本塁打を浴びた奥川恭伸=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダ戦の8回から登板し、好投した飯塚=韓国・機張(共同)
  • 永田監督=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • 背番号と同じ18個の三振を奪い、背中を指さす奥川=機張現代車ドリームボールパーク(撮影・水島啓輔)
  • カナダに勝利し、笑顔を見せる奥川(左から3人目)ら高校日本代表ナイン=韓国・機張(共同)
  • カナダ戦の5回に勝ち越し、ベンチで喜ぶ高校日本代表ナイン=韓国・機張(共同)