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サンスポが直撃!阪神・鳥谷、注目の去就「どうするかは僕の自由ですから」

サンスポが直撃!阪神・鳥谷、注目の去就「どうするかは僕の自由ですから」

2015年の沖縄キャンプ休日に海岸を走る鳥谷。一人黙々と練習していた

2015年の沖縄キャンプ休日に海岸を走る鳥谷。一人黙々と練習していた【拡大】

 鳥谷敬-。数々の一流プレーヤーを見てきたが、間違いなく、天才肌ではなく練習&探求心で通算2082安打を積み重ねてきた男だ。入団当初からの記憶をたどって、忘れられないのは2015年の沖縄春季キャンプ休日のエピソード。宿舎近くの残波岬の灯台に“観光”にいくと、向こうから鳥谷がすごいスピードで走ってきた。

 「ダメ! ダメ!」と本人は訴える中、スマホでパシャッ。それは“奇跡の1枚”だった。が、この報道からキャンプ休日になると担当記者は残波岬を徹底マーク。

 「あの記事のおかげで休日練習をするところがなくなった。せっかくいい場所だなと思っていたのに。走るところがなくなってストレスがたまりますわ」。当時、記者は平謝りするしかなかった。

 練習量はチームNo.1。そして、若いころは、虎きっての酒豪(今季は禁酒中)だった。秋季キャンプ中の09年、ある投手コーチと会食していた高知・安芸市内の居酒屋で鳥谷と遭遇し、3人で杯を酌み交わすことに。そこで、グラウンドではツーショットを見たことがない2人がウン時間も野球談義で盛り上がっている。

 「調子が悪いときは打撃コーチに聞けばいいと思うでしょ。違うんです。投手コーチのほうが“投手目線”で言ってくれて、参考になることが多いんですよ」

 早朝から暗くなるまで練習した後、息抜きの場である食事の席でも野球の話。まさに野球少年のままプロ16年目を迎えているようにみえる。その口から出た「最後」という言葉は、自らにハッパをかける意味もあったに違いない。

 まだ38歳。これまでの他人にみせない努力が実を結ぶのは、これからだと信じている。このまま不完全燃焼で現役にピリオドを打つとは思いたくない。 (三木建次)

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  • 室内で練習する鳥谷。去就については「僕の自由」と話し、野球に集中する(撮影・甘利慈)
  • 8月26日付サンケイスポーツ1面
  • 阪神・鳥谷の月別打撃成績
  • 阪神・鳥谷の年度別打撃成績