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阪神・球児、来季見据え若虎へ熱いメッセージ「優勝争いしているつもりで」

阪神・球児、来季見据え若虎へ熱いメッセージ「優勝争いしているつもりで」

特集:
藤川球児
ボールを手に室内で調整する藤川。チームに優勝争いのような戦い方を求めた(撮影・甘利慈)

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 (セ・リーグ、阪神-中日=降雨中止、27日、甲子園)現役最多タイのNPB通算234セーブを誇る阪神・藤川球児投手(39)が雨天中止となった27日、甲子園室内で行われたチーム練習後に優勝争い中のような緊迫感の必要性を説いた。チームは4位とクライマックスシリーズ(CS)争いに甘んじているが、心の持ち様ひとつで新たな経験値を得られることを力説。守護神が熱いハートで言葉をつむいだ。

 雨音が響くクラブハウスへの冷たい通路で、“火の玉”のように熱い藤川の言葉が響いた。逆転CSを狙う矢野虎は若手中心。だからこそ、発想の転換で新たな推進力が得られる。優勝争い中のようなヒリヒリとした緊張感のイメージが、まさにそれだ。

 「新人の選手たちとか経験の浅い選手にとっては、優勝争いしているつもりでやって、試合を戦ってみることによってチームにとっていい勉強になる。みんながそういうつもりで戦っていけば、いい試合ができる」

 現状は借金3で4位に甘んじるが、近本、木浪のルーキーコンビや中継ぎ陣は守屋、島本らチーム構成は若手も多い。今季初の5連勝もあり、CS進出は現実味を帯びてきた。だが、シーズンはあくまでも優勝の二文字を目指すもの。

 「現状は違えど、そういう風に思いながら戦うことで、精神状態を知っておくことは重要になる」

 残り24試合、3・5ゲーム差の3位広島の背中をみるだけでは“真の強者”にはなり得ない。緊迫感をイメージすることで、チームの完成度は「次のステップ」にあがることができる。右腕は今季45試合に登板し、防御率1・60と安定感抜群。失敗なしの9セーブ目を24日のヤクルト戦(神宮)であげ、現役最多タイとなる234セーブ目に到達した。

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