2019.8.23 08:00

【土井正博の豪傑球論】阪神は「中押し」で“楽な試合”多く作らないと

【土井正博の豪傑球論】

阪神は「中押し」で“楽な試合”多く作らないと

 (セ・リーグ、阪神8-0DeNA、21回戦、阪神13勝7敗1分、22日、京セラ)ベンチの采配が光り、選手も意図を汲んだ試合だった。三回無死二塁での木浪。引っ張って最低でも進塁打を打てるというベンチの期待に、一、二塁間を破る適時打という最高の結果で応え、一挙3点につながった。

 六回無死一、二塁での大山の犠打も6番を打たせているならアリだ。逆に八回無死一、二塁では膠着状態を破るべく、強攻策。大山は捕球されても進塁打になる中堅から右方向へ、強く打ち返した。先制、駄目押しで快勝。ただ阪神がより上がっていくために、注文するなら「中押し」だ。

 六回は元4番が犠打を決めたのだから、どんな形でも1点をとらなければいけない。梅野の左飛でタイミングはアウトでも、打順を考えれば三走・マルテが突っ込んでもいい。送球がそれるかもしれない。もぎ取りにいく場面だ。逆に五回、木浪が右中間の打球で三塁を狙って憤死したが、次が3番・福留というのを考えれば、絶対にアウトになってはいけない。

 残り試合、ゲーム差を考えれば勝ち続けなければいけない。そのためには中押しが大事。ジョンソンらを出さない“楽な試合”を多く作らないと大きな連勝は出来ない。 (サンケイスポーツ専属評論家)

試合結果へ