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ヤクルト・村上、2戦連発30号!19歳が時代を変える劇弾

ヤクルト・村上、2戦連発30号!19歳が時代を変える劇弾

九州学院高1年時の村上。2015年夏の甲子園に4番打者として出場した

九州学院高1年時の村上。2015年夏の甲子園に4番打者として出場した【拡大】

 10代での大台到達は1986年の清原(西武)以来となる快挙だ。8月は19試合で早くも10本塁打、16打点。本塁打はリーグトップの坂本勇に2本差、打点は85に伸ばしてトップを維持。権利を持つ新人王のみならず、打撃2冠王も現実味を帯びてきた。

 熊本・九州学院高から入団した1年目の昨季は6試合の出場。初対戦の投手がほとんどで、春先は苦しんだ。しかし、積極的に助言をもらい、吸収する姿勢が成長を支える。「ずっとヤクルトの4番を打っていて、チャンスで回ってくることも多いので」とバレンティンに150キロ超の直球に振り遅れる悪癖の解消法を相談。普段はゆっくり上げる右足を、すり足やノーステップにするよう教えられ、実践する。

 小川監督は「きょうの打ち方は素晴らしかった。失敗を生かし、彼のレベルも上がったのではないか」と目を細めた。「まだシーズンは終わっていない。もっともっと打てるように頑張ります」と村上。“燕のゴジラ”の快進撃は止まりそうにない。 (横山尚杜)

データBOX

 〔1〕高卒2年目のヤクルト・村上が今季30号。高卒2年目以内の選手がシーズン30本塁打以上を放ったのは、1953年の西鉄・中西太(2年目、36本)、86年の西武・清原和博(1年目、31本)に次いで33年ぶり3人目。8月までに到達したのは村上が初めて。
 〔2〕ヤクルトで今季30本塁打以上を放ったのは、山田哲(31本)に次いで2人目。ヤクルトで同一シーズンに2人の日本選手が30本以上放つのは92年の古田敦也と池山隆寛(ともに30本)以来27年ぶり。

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  • 村上が二回に中越えの30号ソロ。8月は10発目で本塁打&打点の2冠が視野に入ってきた