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伝説V見逃すな!星稜・奥川、“自責点ゼロ優勝投手”へ「集大成を表現できれば」/甲子園

伝説V見逃すな!星稜・奥川、“自責点ゼロ優勝投手”へ「集大成を表現できれば」/甲子園

元谷芙美子・アパホテル社長

元谷芙美子・アパホテル社長【拡大】

 全国制覇は石川県勢、北陸勢にとっても悲願。学校からは中・高合わせて1500人超の有志の生徒が甲子園に駆けつける予定。JR金沢駅近くの「NHK金沢放送局ハートプラザ」では、220インチの大型モニターを利用したパブリックビューイングも実施される。

 前日20日には宿舎でサプライズがあった。大阪市内の「アパホテル」での夕食に同ホテルの元谷芙美子社長(72)が登場。同ホテルは石川県が発祥の地で、同社長は同じ北陸の福井県出身。奥川も「びっくりしました」と話すように、ナインは大興奮だ。特製カレー60食分の差し入れと、「私の全ての強運をみなさんにささげます」との激励を受けた。

 そんな期待を一身に背負うのが、ここまで自責点0で投げ抜いてきた背番号1。起用について林和成監督(44)は、状態の確認をして決めるとしながらも「私としては思いは決まっていますし、本人もそういう思いでいるのは間違いない」と断言。先発は確実で、「高校球児・奥川恭伸」が甲子園で演じるラストショーの幕が開く。

 「たくさん応援していただいているので、最後アルプスに行くときは勝っても負けても泣いているのではないかな、と」

 奥川は石川大会準決勝と決勝、今大会3回戦の後とすでに3度泣いた。星稜の合言葉は「必笑」だが、奥川にとって涙は完全燃焼の証。勝って歓喜の涙を流す。 (須藤佳裕)

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  • キャッチボールなどで調整した奥川。決戦に備えた(撮影・桐原正道)
  • 練習後、撮影に応じる星稜・奥川(左)と山瀬=大阪府豊中市の豊中ローズ球場(撮影・桐原正道)