2019.8.22 08:00

【エモやんの舌好調】投打に関連性が出て流れがよくなった巨人

【エモやんの舌好調】

投打に関連性が出て流れがよくなった巨人

先発の巨人・菅野=ナゴヤドーム(撮影・中島信生)

先発の巨人・菅野=ナゴヤドーム(撮影・中島信生)【拡大】

 (セ・リーグ、中日2-5巨人、19回戦、巨人13勝5敗1分、21日、ナゴヤD)投打に関連性が出て、みんなが連動しながら全体の流れがよくなる。巨人がまた1段、いい傾向に入ったよ。

 「投」はいうまでもなく菅野。ポイントは1点リードの五回だ。実は危険な兆候が見えていた。

 三回は大島に、四回は藤井に二盗を決められた影響で、走者が出ると走られまいと、途端に投げ急ぐようになっていた。投球フォームにためがなくなり、決め球である右打者の外角へのスライダー系が大きくそれて、明らかなボール球になっていた。これは今季の不調の原因でもある。最近はなんとか改善されていただけに、またぞろ頭をもたげてきたか…と、注視していたんだ。

 そこから踏みとどまった。五回2死一、二塁でビシエドに対し、フルカウントからスライダー系をアウトローいっぱいに決めて、遊飛に仕留めた。展開上も、本人にも、大きな分岐点だったね。

 直後の六回に、阿部とゲレーロに連続本塁打が飛び出したのは、その踏ん張りと無縁ではないよ。これこそ連動。ポイントになるピンチをしのいでいけば、「打」の援護も生まれる。それが野球というもの。2日連続で、価値ある勝ちだったね。 (サンケイスポーツ専属評論家)

試合結果へ